シェフチーム10班 パトゥ1回目ワークショップ レポート

2016年8月5日(金)

シェフチーム10班「レストラン・パトゥ」でのワークショップ1回目を開催しました。
教えてくれるのは、山口義照シェフ。フレンチのお店ですが、今回つくるメニューはなんと、インド風ドライカレー。お店のメニューにはありませんが、まかないでよくカレーを出しているそうで、シェフがそこから着想を得たそうです。

カレー粉はいろいろなスパイスが混ざってできていて、好みに合わせていろいろな配合ができます。調合する前のスパイスの匂いを嗅いでみます。

具材は玉ネギ、人参、セロリ、牛ミンチ、鶏だし、トマトを使います。まずシェフが玉ネギ、人参のみじん切りを実演。トマトは茹でたあと、氷水につけて包丁で皮を剥きます。節ごとに種を取り、ざるでこした汁も使います。
皮を剥く作業を子どもたちも練習します。「家じゃ皮のまま食べるでしょ。でもお店で出す時は、ちゃんと皮を剥くんだよ」とシェフ。

ご飯はターメリックライス。炊飯器にターメリック、レーズン、塩、ローリエ、バターを入れて炊きます。
先ほどのスパイスをハンドミキサーで粉にして混ぜます。これがガラムマサラ。
牛肉にカレー粉を加えて炒め、トマトにもカレー粉とガラムマサラを加え、全部を混ぜて煮ます。

盛り付けの仕上げはレーズンで、人の顔に見えるように飾りつけ。これで完成です。
試食の時、辛さはどう?と尋ねると、「辛い」「ちょうどいい」「甘い」と意見が分かれました。年齢もさまざま、味の感じ方もそれぞれです。
緊張しているのか、まだまだ大人しかった子どもたち。回を重ねた時の成長や変化が楽しみです。

Photo:坂下丈太郎

当日の様子映像

制作:神戸芸術工科大学
撮影・編集:西香渚子

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