シェフチーム6班 ケルン1回目ワークショップ レポート

2016年8月9日(火) シェフチーム6班 「ケルン」でのワークショップ1回目を開催しました。教えてくれるのは、オーナーシェフの壷井豪さん。このチームでつくるのは、山型のデニッシュパン。今日は生地にクリームを包む練習をします。
まずはカットした棒状のデニッシュ生地を、棒で丸いかたちに伸ばします。生地のバターが溶けてしまうので、なるべく手の温度を生地に伝えないように気をつけて伸ばします。 次に、生地にクリームを入れて丸く閉じる練習です。20gの生地に10gのクリームを入れるので、クリームの割合が多く、難しい作業です。シェフ曰く「これがうまくできたらパン屋に出せる」くらい!皆、最初はとても苦戦していましたが、黙々と練習しているうち、少しずつうまくなっていきます。
次はカレーパンに挑戦。菓子パンの生地に、自家製のカレーを包んでいきます。生地を包んだ後に、綿棒で真中を押して割れ目を作る「ツーピースカレーパン」。カップにチーズを敷き、その上に生地を乗せて焼きます。
生地を寝かせている間に、壷井シェフがパンについての講義をしてくれました。 パンに必ず入っているのは、小麦粉、水、塩、イースト。水と粉が均一につながっていることが重要で、それがおいしさにつながる。「パンは実は科学的なもの。パン職人は、とても科学的に考えているんです」とシェフ。
デニッシュパンの仕上げにツヤ出しシロップを塗り、カカオ豆のチップを上に散らして完成。 今日のワークショップでは、生地を伸ばし、中身を包む一連の作業を繰り返し練習しました。とても難しかったようですが、その分、チャレンジのしがいがあったのではないでしょうか。 Photo:坂下丈太郎 当日の様子映像 映像制作:神戸芸術工科大学 撮影:成清櫻 編集:岩崎和樹 ちびっこうべ2016 特設サイトはこちら ケルン 壷井シェフについてはこちら