ちびっこうべ2班シェフワークショップ①@アノニム

前日の全体ワークショップの熱気さめやらぬ炎天下の8月5日(日)、ちびっこうべ2班シェフチーム1回めのワークショップを開催しました。2班の講師は県庁前近くのフレンチレストラン「アノニム」の加古拓央シェフ。メニューは「チキンカツとフライドポテト」です。今回は、チキンカツの調理について学びます。

今日がシェフとの初顔合わせということで、まずは自己紹介から。全体ワークショップの様子や、「チキンカツとフライドポテト」の試食の感想、決まったばかりのお店の名前が話題にあがります。お店の名前は「みんなといっしょにとりじゃが8939〔パクサク〕」。食べてみた感想や食感が、お店の名前に入っています。

ずらりと並んだステンレスのバットの中には、小麦粉、溶いた卵、パン粉が入っています。ボールの中には塩もみされた鶏もも肉。これから作るチキンカツの最良です。小麦粉、卵、パン粉の順で、肉に衣をつけていきます。小麦粉を満遍なくまぶして、卵にくぐらせて、パン粉をつけます。パン粉の薄いところがないよう、軽く押さえていくのがポイントです。
次はいよいよ揚げる工程です。油を扱うので、大人にとっても少し抵抗感がある工程かもしれません。シェフのお手本では、手前から奥へゆっくり下ろすように、肉を油の上に置いていきます。こうすれば、油がはねることもありません。シェフの助言を受けながら、子どもたちも揚げる工程に挑戦します。焦らず、落ち着いて油の上に置く。揚げ物は初めてという人が多かったようですが、シェフの助言の甲斐あって、みんな上手くできていたようです。

最初はバチバチと大きな音をたてていた油も、次第にシュワシュワと落ち着いた音に変わり、チキンカツにもきれいな焼き色がついてきました。このあたりで、できあがりのようです。すくい網でチキンカツを油から上げていきます。できたては見るだけで美味しそうです。

さっそく試食というところで、チキンカツとは別の料理が登場してきました。1つは、塩ゆでした鶏もも肉、もう1つは、炒めた鶏もも肉。食べ比べてみて、味や食感にどんな違いがあるのか、チキンカツは特徴はどういうものか、みんなに是非確かめてみてほしいという、シェフからの課題です。お昼でさっそくパクサクと食べてしまいたいところですが、ここはじっくり試食。

サクッとした食感はもちろんのこと、味もずいぶん違います。柔らかい、ふわっとした感じ、肉の味がよく出ている……、などなど、子どもたちにはチキンカツの美味しさが印象に残ったようです。揚げる料理がたくさんある理由も、こういうところにありそうですね。慣れない揚げ物も今回は上手にできるようになりました。次回はフライドポテトの練習をします。

Photo:坂下丈太郎