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2014/7/10

イベントレポート

+クリエイティブレクチャー「ココロを動かすコンテンツアイデア」レポート

2014年7月1日(火)

クリエイティブディレクター / 放送作家の島崎昭光さんを招いての+クリエイティブレクチャー「ココロを動かすコンテンツアイデア」を開催しました。

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今回のレクチャーは現在、開講中の「+クリエイティブゼミ vol.9防災編」にも関連する内容となっており、若い世代のココロを動かすコンテンツの生み出し方、プロモーションに活かす手法などを学びに多くのゼミ生も参加していました。

「+クリエイティブゼミ vol.9防災編」
防災分野で最も巻き込むのが難しいと言われている20代、30代を対象とした新しい防災啓発プログラムの開発への取り組みについてお話しいただきました。

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まず、「広告は作品なんかじゃない」という言葉から始まる、島崎さんの自己紹介、そして螢光TOKYOでのお仕事(CMや広告、コンテンツ等)の紹介を作品事例と共にお話いただきました。
そして、「わざわざ“時間”を“お金”を割いてでも見たいモノを、受け身ではなく能動的に体験させるストーリーをつくるのが広告のコンテンツ化である」という発想の話をされた後に、実際の事例として島崎さん自身が出演されているプレゼンテーション番組の映像を、参加者と一緒に視聴しました。この映像では、「献血してくれる人を増やすには?」というお題に対しての企画をプレゼンされていました。映像の視聴とその後の説明で、献血の大切さや重要さだけを訴えるような従来通りの広告発想ではなく、前年度の200万人近くからみると減少しているが、それでも年間100万人もいる献血する若者たちをお祝いすることで、その輪を広げていこうというコンテンツ発想のプロセスを丁寧に解説いただきました。クリエイティブディレクターとは「モノをつくるのがメインでは無く、そのモノを実現させる為にプレゼンテーションをすることが本業と言っても過言ではない」という言葉が印象的でした。

その後も、コンテンツの発想の考え方を、たくさんの事例を通しながら説明をいただき、どのようなアプローチを行い、どのようにココロを動かすのかなど、アイデア展開のプロセスや思考をお話しいただきました。

最後にまとめとして、
・日々、流行っているコンテンツに目を向けなぜ流行っているか?自分なりに考えておくこと。
・物事の魅力を多角的にとらえ当たり前にように感じていることに疑問をもつこと。
・モノをつくる、という発想だけでなくコトを起こす、という発想を持つこと。
が大事であるとお話しいただき、レクチャーは終了となりました。

+クリエイティブレクチャー「ココロを動かすコンテンツアイデア」開催概要はこちら