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2014/9/27

イベントレポート

「ちびっこうべ2014」 シェフチーム11班ワークショップ2回目 レポート

2014年9月7日(日)

県庁前のフレンチレストラン「パトゥ(Patous)」で、山口義照シェフによる11班シェフチームのワークショップ2回目を行いました。

11班が作るのは「かぼちゃのスープ、かぼちゃのパンケーキ」です。泡立てたかぼちゃのスープに、ミントの香りをつけて泡立てたミルクと小さなかぼちゃのパンケーキを添えた、とても洗練された一品です。

今回は、かぼちゃのパンケーキの作り方を復習します。かぼちゃピューレに、卵黄、粉類、と順番に混ぜていきます。最後に泡立てた卵白をさっくり混ぜると、ふわふわの生地ができあがります。

焼く作業を子どもたちが行いました。スプーン1杯分の生地をフライパン(ホットプレートの場合は180℃にあたためる)に落とすと、直径5cmほどの大きさになります。触りたくなるのを我慢して、表面が少し乾き、細かい気泡が出てきたらひっくり返します。ひっくり返したら、ほんの少しだけフライ返しで押さえます。いい色になったら出来上がりです。

生地が垂れてしまったり、いびつなかたちになったりしましたが、山口シェフにコツを教わると、すぐにきれいな丸に作れるようになりました。フライパンに対してスプーンを立てるようにすると、生地が自然に垂れてスプーンの先を中心に広がっていき、きれいな丸になるのだそうです。スプーンを立てたまま、最後にトントン、とフライパンをノックするようにすると、フライパンからスプーンを離すときも生地が垂れません。

何枚か焼いてから、スープの上に好きなように置いてみます。今日は特別に、山口シェフがハート形の蒸したかぼちゃの皮を用意しておいてくださいました。かぼちゃひとつでスープ、パンケーキ、飾りまで、いろいろできてしまうのですね。

ミント風味のミルクは、シェフチーム全体ワークショップで子どもたちが描いたアイディアスケッチに、ミントの葉を描いた子どもが多かったので、山口シェフがメニューに取り入れてくれた要素でした。本番で実際に作るとなると、作業量が増えてしまうので、やるべきかどうかを話し合いました。子どもたちは、「入れたい」「葉っぱがいい」「入れなくてもいい」と見事にバラバラに!結論は後日に持ち越されました。

今回で11班のお店でのワークショップは終了しました。前回、今回とパンケーキを作って、子どもたちはすっかり焼き方を習得したようです。自宅でさらに練習を積んで、ユメミセ本番でも美しい一皿を作ってもらいましょう。

当日の様子|リアルタイムドキュメンテーション
http://youtu.be/z098-BfKEX8
映像制作:神戸芸術工科大学

ちびっこうべ2014
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