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2014/10/10

イベントレポート

「ちびっこうべ2014」 シェフチーム1班ワークショップ2回目 レポート

2014年9月23日(火祝)

北野の「サ・マーシュ」で、西川功晃シェフによる1班シェフチームのワークショップ2回目を行いました。

メニューは「あんバタークリームサンド」。パンにあんことバタークリームを挟むのではなく、すでにあんこが入ったあんぱんに切り込みを入れてバタークリームを挟む、ユニークな作り方です。

前回の「あんバタークリームサンド」作りと試食のワークショップを経て、西川シェフが用意してくれていたのは、「クランベリー白あん&クランベリー・チョコクッキーチップ・バタークリーム」と、「オレンジ白あん&オレンジピール・チョコクッキーチップ・バタークリーム」の2種。西川シェフが作ったサンプルを全員で試食し、その後はあんぱんに切り込みを入れてバタークリームを塗る作業をしました。

ここで、西川シェフから、バタークリームではなくてクリームチーズでもおいしいよ、という提案があり、全員で試食をしてみると、こっちの方がおいしい!と盛り上がりました。そして、試食をしながら、クリームチーズだけもいいけど、チョコクッキーチップの食感は捨てがたいから、片方はチョコクッキーチップを混ぜたクリームチーズにしよう、組み合わせは「クランベリー白あん&クリームチーズ」と、「オレンジ白あん&チョコクッキーチップ・クリームチーズ」にしよう、と西川シェフと子どもたちとの意見交換のもと、決まりました。

突然の変更のように見えましたが、西川シェフは、ワークショップ中、子どもたちが試食するとき、少しクリームがこぼれ、パンにバタークリームを塗るときには塗りにくそうにしていたのを見ていて、食べるときこぼれず、塗りやすいものの方が良いと考え、提案してくださったのでした。たしかに、クリームチーズは、食べるときもこぼれておらず、塗るときもなめらかで塗りやすそうでした!味以外にも考慮すべき点が多くあることを知りました。通常、商品を作るときも、このように試行錯誤を繰り返して作るのだそうです。
その後、新レシピの2種を実際に2個ずつ作り、当日の流れやパンの包装について話し合って、1班のお店でのワークショップは終了しました。

西川シェフと子どもたちが一緒に決めた「あんクリームチーズパン」、思い入れもひとしおのはず。自信を持ってユメミセで販売してもらいましょう。

photo: 辻本しんこ

ちびっこうべ2014
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