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2015/9/1

イベントレポート

高尾台TOD第3回防災キャンプ レポート

2016年8月3日(月)~4日(火)

2013年1月~3月に実施した、+クリエイティブゼミvol.3まちづくり編『ニュータウンの「オールドタウン化問題」について考える。』にて提案した、須磨区高尾台での防災キャンプが、高尾台・水野町まちづくり協議会の方々により今年3回目が開催されました。

今年は、例年のキャンププログラムに加え、+クリエイティブゼミvol.12まちづくり編「これからの公園のあり方について考える。」にて提案された、レンガでつくる仮設のピザ窯を2015年7月に高尾台内の西公園にて実践したのを踏まえて、レンガでかまどをつくりました。まちづくり協議会のメンバーと住民で、事前にかまどづくりの練習をし、当日は子どもたちと一緒に組立てました。レンガ1つ1つは子どもでも持てるので、子どもから高齢者まで、みんなで協力して組み立てていました。
できあがったかまどの火を使い、1日目の夕食のカレーをつくりました。調理する際の火元を絶やさないよう、子どもたちが火の番を交代でやっている姿が見受けられました。

キャンプの1日目は、非常食としてカップ焼きそばを昼食に食べ、午後は関西電力さんの協力のもと電気について学びました。その他、まちづくり協議会のメンバーが竹細工を子どもたちに教え、カレーの器ややじろべえなどをつくっていました。夕食のカレーを食べた後は、毎年恒例のキャンプファイヤーと花火を楽しみました。

2日目は、朝のラジオ体操からはじまり、朝食はホットドックを食べ、午前中は須磨消防署の協力のもと、住民も巻き込んだ消防訓練を実施しました。毎回、水消火器で消火器の使い方を学び、南公園の下にある貯水槽からポンプ車で水をくみ放水する訓練をしていますが、毎年参加している子どもたちは年々上達しています!
キャンプの最後のメインイベントは「流しそうめん」です。まちづくり協議会の方のお手製の竹の流しそうめん台の横に子どもたちが並び、必死になってそうめんを食べていました。
2日間のキャンプを通して、小学生の子どもたちだけでなく未就学児の小さい子どもとその若いお母さんや、通りすがりの高齢者の方など、幅広い住民の方が準備から本番までに参加してくださり、この企画が地域の多世代交流の場になっているということを改めて感じました。

3回目の防災キャンプも無事に終了し、高尾台の子どもたちにもだいぶ夏のキャンプが定着してきたようで、来年のキャンプを今から楽しみにしている子どもたちもいます。
ひきつづき、KIITOはサポートをしていく予定です。

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