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2015/10/14

イベントレポート

LIFE IS CREATIVE展 公園ラボワークショップ 「公園×シニア×健康の未来を描こう」 第1回レポート

2015年10月7日(水)

LIFE IS CREATIVE展「公園ラボ」内の企画、ワークショップ「公園×シニア×健康の未来を描こう」第1回目を開催しました。

公園ラボのパートナーである、遊具メーカー・株式会社コトブキの方をお招きし、現在の公園事情についてレクチャーしていただきました。公園ラボ内には人工芝生を敷き、健康器具や子供用の遊具、ベンチを設置、実際にトレーニングをしたり、遊んだり、くつろいだりできる空間として、会場内の公園という位置づけでしつらえました。

その空間で、「公園、シニア、健康」をテーマに未来の公園のあり方を考える、全3回のワークショップを行います。
ワークショップの様子は随時、ラボ内に掲示して紹介していきます。また、ワークショップ最終回では、絵や模型など、参加者の皆さんにアイデアを自由に形にしてもらい、それを展示します。

まずはスタッフより、KIITOの事業説明、LIFE IS CREATIVE展の説明から始めました。
次に、参加者の皆さんの自己紹介タイム。このワークショップに参加した理由と、公園での思い出をお聞きしました。
「親子で公園で遊ぶことが少なくなっているが、その光景を取り戻せたらいい」「少子高齢化になっているので、公園のあり方が変わるといい」など、生活者としての実感や、社会的な関心から参加されていることがうかがえます。
また「公園を作る人になりたかった」「子どもの頃、一日中カミキリムシを見ていた」「3世代で桜の木を見ていたのに、切られてしまって悲しかった」など、様々な思い出のエピソードを聞かせていただきました。

後半は、株式会社コトブキの方に公園の現状と課題についてレクチャーをしていただきました。世界の公園活用事情、健康器具について、また公園を使った健康に関する自治体の取り組みなどの事例をご紹介いただきました。
日本では65歳以上の公園利用者が増えており、健康器具の設置数は2013年には1998年比の4.6倍に。住民から自治体へ、公園への健康器具設置の要望も多いといいます。
レクチャーは質疑応答を交えながら、初回にもかかわらず、打ち解けた雰囲気の中で進行しました。
 

 

 
最後に、コトブキの方に会場内に設置した健康器具のデモンストレーションをしてもらい、参加者も健康器具を体験しました。シンプルな外見のこの器具は、ストレッチや腹筋運動、けんすいなど様々な部位のトレーニングをすることができます。器具に使い方が書いてあり、もっと難易度の高い運動にステップアップすることもできます。
皆さん、最初は少し恥ずかしそうにしながらも、器具を使ってストレッチやけんすいを試みていました。
子どもの遊具に乗る大人の姿も。
 

 

宿題として各自、「公園、シニア、健康」をテーマに公園についてリサーチをしてもらいます。近所の公園に足を運ぶもよし、インターネットや書籍で調べるもよし。できるだけ様々な角度からの調査を期待しています。
次回はそのリサーチ結果を発表してもらいます。

LIFE IS CREATIVE展 ワークショップ「公園×シニア×健康の未来を描こう」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/14212/

LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/