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2013/3/5

イベントレポート

「寄藤文平の“冬にやる”夏の一研究」展覧会レポート

「寄藤文平の“冬にやる”夏の一研究」展覧会 レポート|2013年2月15日(金)→3月3日(日)

JTのマナー広告「大人たばこ養成講座」やフリーペーパー『R25』の仕事で広く知られる注目のグラフィックデザイナー・寄藤文平氏の関西初の個展をデザイン・クリエイティブセンター神戸で開催しました。
寄藤氏には、KIITOロゴデザインや館内サインや案内のピクトグラムを制作していただいています。
本展は、2012年9月3日~29日に開催された「寄藤文平の夏の一研究」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー第313回企画展)の巡回展で、主に黒板とチョークを使った寄藤流「考え方」のイラスト作品66点(解説を含む)を展示し、多くの方々に観覧いただきました。

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ギャラリーAの43メートルという奥行ある空間を生かし、メインの展示作品となる装丁のプロセスを分析した黒板とチョークによる研究成果38点を一直線に展示しました。
その前に直線的に展示された装丁人気投票は、気に入った装丁にチョークで「正」の字を書き、投票できるものです。
KIITOでの装丁人気投票の結果、第1位は「15:前衛を形にする4」となりました。
また寄藤氏が開発した紙「ブンペル」のサンプル配布や著書の閲覧コーナーなど、多面的な会場構成で来場者が時間をかけて閲覧できる内容となりました。

〇会場:ギャラリーA
〇出展者:寄藤文平
〇主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸
〇企画:ギンザ・グラフィック・ギャラリー、デザイン・クリエイティブセンター神戸
〇協力:公益財団法人DNP文化振興財団

作品点数
〇黒板とチョークを用いたアートワーク:(解説を含め)平面20点
〇寄藤氏が開発した紙「ブンペル」:平面1点(両面)、展示台(厚さ見本、サンプル)2台
〇装丁のプロセスを分析した研究成果:平面38点
〇装丁の人気投票:展示台4台
〇寄藤文平氏の著書閲覧コーナー:17冊

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