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2013/7/8

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編 第9回レポート

2013年7月2日(火) 

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第9回目のゼミは、各チームグループワークを行いました。
最終発表会まで、グループワークは最後となりました。次週のプレゼンに向け、各チーム発表用資料の作成などを中心に進めていきました。

ゼミの時間内は、前回までと同じく各チームのグループワークを講師の永田が回り、それぞれに対してアドバイスをしていくという形式で進めました。
各チームの進捗報告は、以下になります。

●Aチーム
これまでの意見と問題解決を合わせ、次の2案を考えました。
1.人と人をつなげる場の提案   2.人と人をつなげる人の提案
1.についてはパン屋のセレクトや場の選定(幼稚園や保育園?または公園や駐車場?)、そしてお子さんが遊ぶ場や預かりが可能かどうか話し合いました。カフェについてはチームの方の知り合いでふれあいカフェを運営されている方がいらっしゃるので、その方に協力をお願いするという話が出ました。
また保育士さんがいらっしゃる保育園の園庭解放はやはり保育園に関係のない外部の方が入るというのはかなり抵抗があるところが多く、今回の案は公園や駐車場を利用しようという話になりました。
また、地元の老人のボランティアの参加を呼び掛けたり、現役でない保育士免許をお持ちの方の協力などの話も出ましたヒアリングでこの案に対するお母さん方からの反応も良く、つながる場の提案としてはかなり良い状態に話がまとまりました。
2.については行政や公的機関、NPO以外の子育て支援の担当をより民間側に増やす案が出て、いかに増やすかということを皆で話し合いました。資格のように体系立てて、子育て支援についての学習ができるように知識を整備し、お母さん方の身近に子育て支援のまとまった知識を有する方をどうしたらできるか?また、どのような資格があると良いのかなど考えました。その中で、主任児童委員と役割が重なってしまう資格が見つかり、こちらについては主任児童委員との差異はどこかなどについて情報をもう一度整理することになりました。

●Bチーム
プレゼンの内容としては、・ドネーションを通して誰もが子育て支援活動に無理なく参画できる。
・行政と市民、企業が協働することで「みんなで子育てを支える社会づくり」になる。
・ひとつの店舗でドネーションして、そのお金でそこにひろばをつくる。(一店舗完結型)
ということが大枠になります。そこに、さらに子育て家庭向けスペースの活用についてのアンケート集計や実際にショッピングモールで行われているコミュニティスペースの事例をどのように掲載するかについて付け加えていきます。また、ゼミから生まれたプロジェクトとして、KIITOと関連性を持たせた「kiiro」プロジェクトという名前が決まりました。次回プレゼンテーションに向けて、プレゼン資料の作成と発表用の台本作りを引き続き進めていきます。

●Cチーム
今回のグループワークでは、次週のプレゼンに向けて、内容の整理とCチームの提案の中で重要なポイントは何なのかをもう一度考え直しました。
現在進めている親と子どもが一緒に地域の新聞をつくる「CHILD TIMES」を提案するにあたり、ワークショップに参加してもらうための動機をどのうようにしてつくるのか、新聞づくりのワークショップのプログラム内容、中でも、どの範囲で誰が(取材における親と子の関係性)何を取材しに行くのか、ということと、作成した新聞をどういったところで展開していくのか、ということについて重点的に話し合いました。次週のプレゼンまでにその内容をクリアにし、発表できればと思います。

●Dチーム
前回のゼミで野菜を通して子育てママの自主活動[give]を生み出す、という方向性は決まっていたので、フリーマーケットを「giveの達成」としたとき、そこに至るまでの子育てママが野菜を育てるモチベーションへとつながるようなイベントや講習会、SNSの活用方法等について話しました。また、そのアイデアのネーミングを「くっくふぁーまー」と決定しました。野菜を通して、子育てママの自主性とやりがいを生み出す軸がある中で、農園のスペシャリストを呼んで、野菜の育て方のコツや料理教室を行なう、また野菜のタネが循環する仕組みや、KIITOの屋上で野菜菜園を作る、などの展開案も併せた、子育てママが継続して行なえる仕組みを検討しています。

●Eチーム
子育て世代へ届けるラジオ番組の提案なので、プレゼンテーション自体もラジオ番組風にするという方向性で進めていきます。ラジオの重要な要素である「聞く」ということに注力してもらうため、パワーポイントでの内容は極力少なくキーワードのみとし、補足的に模造紙にイラストを描き、紙芝居のような形で発表することになりました。
子育てをしているお母さんたちに「大丈夫だよ。」とそっと背中を押してあげられるような提案になるよう、次週に向けて準備を行っていきます。

最後に講師の永田から、最終発表でのプレゼンについて、文字だけで構成するのではなく、イラストや写真などの重要性について話をしました。

次回のゼミ、最終発表は、7月9日(火)19:15~ @3F303です。
聴講をご希望の方は、お問い合わせフォームより、+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編「子育て支援」パワーアッププロジェクト 聴講希望の旨をご希望の日時と併せてご連絡ください。

+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編「子育て支援」パワーアッププロジェクト
開催概要はこちら http://kiito.jp/schedule/seminar/article/2340/