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2013/8/30

イベントレポート

+クリエイティブゼミvol.7 防災+まちづくり+観光編 第5回ゼミ レポート

2013年8月27日(火) 

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第5回のゼミでは、まず初めにC班が話し合っているアートの視点でデザインされた様々な看板やサインを紹介しました。その後、津波サイン設置対象エリアである三宮、元町、ハーバーランドでフィールドワークを行ったゼミ生より、まちなかの看板やサインについて、気づいた点や発見したことなどを報告しました。最後にグループワークを行い、それぞれの進捗について共有しました。

フィールドワーク
三宮エリア
・観光マップ看板に建物の絵などが描かれわかりやすい
・石などの素材を使った看板は目立っていた
・お店のガラス面などにカッティングシートで案内をしているものもあった
・駐車場の案内に観光マップも合わせて載せているものもあった
・立体的な看板で、多面的に情報を載せていた
・駅前など看板が乱立していると逆に目立たなくなっている
・時計を中心としてた看板もあった

元町エリア
・災害情報に関する看板は見当たらなかった
・JRの高架の耐震について疑問を持った
・高架をくぐり、北に抜ける道は数が限られている
・駐輪場やパーキングの案内係の人が避難情報の知識をもち、避難する際に案内できるといいのでは
・JRの高架が目立っていないため、目指す先がわかりづらい(来街者は特に)
・標高記した看板は見当たらなかった
・神戸駅周辺はJRを越えても標高が低く、逃げても津波の危険性がある

※ハーバーランド(次週報告予定)

各班進捗
A班
・津波避難を伝えるキャンペーンについて検討中
・umieやアンパンマンミュージアムなどと連携してはどうか(キャラクターの使用など)
・ハーバーランドからJR神戸駅方向に逃げても標高高くないため、逃げる方向を伝えるのには工夫が必要
・歩道橋や地下街など避難ルートが限られているので危険個所の検討が必要

B班
・消火栓や街灯など既存の物の活用を検討
・駅前の広場など人が集まる場所に看板が必要
・サンドアートなど注目を集めるような見せ方も重要
・避難イベントの開催
・防災スタンプラリー

C班
・揺れの被害や対象エリア以外の部分にも着目
・コンパス、方位磁針をシンボルに検討中
・マンホールなどまちなかにあるもの利用できないか
・JRの高架をもっと目立たせる仕組みを検討

次回は、フィールドワークの報告、グループワークを実施します。
※中間発表は9/4(水)→9/10(火)に変更になりました。

+クリエイティブゼミvol.7 防災+まちづくり+観光編
「神戸発:日常的にも活用される津波避難情報板を企画する」

http://kiito.jp/schedule/seminar/article/4227/