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2014/6/24

イベントレポート

+クリエイティブゼミ防災編 第6回「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」 レポート

2014年6月17日(火)

神戸市消防局とタッグを組んで、20代、30代を対象とした新しい防災啓発プログラムの企画、開発に取り組む+クリエイティブゼミ vol.9防災編「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」の第6回目のゼミを開催しました。

レクチャー02 レクチャー01

本日はクロネコキューブ(株)取締役ディレクターの喜多亮介さんを迎えての特別レクチャー。まずはじめにプラス・アーツの百田さんより喜多さんのご紹介をしていただき、早速特別レクチャーへ。
クロネコキューブの成り立ちやミッション、実績、謎解きの魅力をお話して頂いていた終盤に、

レクチャー03 レクチャー06

ゼミ生へ謎解き!!

出題された謎にグループ毎で挑戦。

レクチャー04 レクチャー05

皆で謎解きのワクワクを体験しました!!

その後質疑応答を経て、グループ毎に特別レクチャーと先週の中間発表を踏まえたディスカッションを行い、次週のグループミーティングへと繋げていました。

各班の議事録は以下になります。

A班
【感想】参加型ゲームを設計する際、エラー処理のように、選択肢以外を禁止しておく等が参考になりました。成功事例なので、ノウハウとしては、すぐに使えない。
【議事】若者の集め方として ①若者が集まっている場所でイベント(場所の借用) ②若者を集めているイベントに加担(主催者の承諾) ③イベント自体の集客力で集客、があるが、再度議論。逃走中をアレンジするか、別の企画を考えるか。発案者欠席のため複数案を整理する。

B班
ゲストスピーカー:クロネコキューブ 喜多さん

・謎解きの魅力参加者が積極的に参加できる
・謎解きの有用性
①リアル→人と人との交流(コミュニケーション)を促す役割
②地域に光を当てる役割(地域活性化):地域の魅力を再発見、地域に足を運ぶきっかけになる

・謎解きイベントの強み
低コスト、柔軟性、誰でも制作可能

・謎解きイベントで大切なこと
おもしろいかどうかではなく、どれだけおもしろそうに見えるか

・班ミーティング
中間発表でもらった意見から修正点を考える
→イベント名の変更(イベント名に「防災」を入れない)
→参加資格の限定(18~30代)
→代金(割引制度を用いるかどうか)
→チーム内で役割分担制(ドラクエみたいに)
→クリアしたときの賞品にマンガ肉
→ヒントの与え方(171を使う
→難易度(みんなが簡単にクリアできる難易度でいいか)

・次回への課題
イベントの中身をもっと具体的に考えてくる

C班
クロネコキューブの喜多さんの話で、「参加者は物語の主人公になり謎を解明し目的を達成するのが、謎解きイベントにおいて必要とする」とおっしゃていた。若者はめんどくさいことはしないし、忙しいことを理由に防災イベントは参加しない。しかしドキドキワクワクするものならお金を惜しまず出す人はいる。ドキワク感をうまく利用するクロネコさんの訴求方法は防災プログラムでも真似るべきところがありそうです。

D班
・クロネコキューブさんの謎解きゲームのように、若者を引き付けるワクワク感や有用性(地域に光を当てる)を活かせる方法はないか。防災謎解きゲームはどうか。
・プログラムをどうするか。防災ランでいくか。別の案を検討するか。初めの意見(企業新人研修)を検討するか。
・避難訓練にゲーム性を組み合わせては面白いのでは?(喜多さん意見)
(30分後の津波到達までに、安全な場所へ避難せよ!等)

E班
レクチャー講義として、クロネコキューブ(株)の喜多様にご講演いただいた。実際にゼミ生もミニ謎解きを解き、若者がワクワクする(=リピーターが多い)ということを体験その後、中間報告で提案した①逃走ゲーム、②スタンプラリー、③アプリ(モバイルゲーム)、④告知方法(オレンジフラッグ)の中で、今後は①の「逃走ゲーム(仮名)」に内容を詰めていくことに決定。当初考えていた防災無線をつかっての広域開催ではなく、規模レベルを縮め「学校レベル」で企画していく。(校内放送や備え付けの防災資機材などを使って)

+クリエイティブゼミ vol.9防災編「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」
開催概要はこちら http://kiito.jp/schedule/seminar/article/7939/