NEWS NEWS

2016/2/2

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.18 まちづくり編 これからの公園のあり方について考える part.2「公園×健康」 第9回レポート

2016年1月26日(火)

第9回の公園ゼミを開催しました。次週の最終発表に向け、各班は提案のまとめや発表資料作成など、最後のグループワークを行いまいした。

 
A班
今あるものを生かしながら、つなげていくような活動を考えている。新しいイベントを一から起こすのではなく、現在実施されているウォーキングラリーを主軸に、公園を使い、公園を使っている人たちをつないでいく。公園を介して、近隣の公園、一生懸命頑張っている公園どうしが情報交換できるようなパークサミットを開催し、ネットワークづくりができないか。「自分たちの町で、どんなことをしている人がいるのかを発掘していくイベントとしても、ウォーキングラリーを健康とも結びつけながら実施したい。」マイスターを発掘するイベントを地元で楽しく実施し、発掘されたマイスターが、次の後継者になり、他の地域へとつながっていく。マイスターは高齢者の人に特に期待したい。生きがいの創出にもつながる。地域を越えた活躍を期待できるイベントに発展していくのではないか。

B班
小粒なアイデアをたくさん出していこうと考えていたが、最終的にこのアイデアの好き・嫌いの判断になってしまうので、地域の活動自体を見える化、仕組み化する方向で話し合っている。森を管理するということと、管理の中で出てくるゴミ(草木など)活用すること、それらを同時に進めていかなければいけないのではないか。提案タイトルは「みんなの森づくり大作戦」。みんなで参加すること、里山を育てるということは、若い人の参加を促し、継続することが大切。継続させるために、まずは人を集めなければいけない。公園整備で採れた竹を使ってごはんづくり、竹ベンチづくりなど…、大作戦の会議をするインフラをそこで作り人を集めていく。そして参加者がその場所で自分たちの活動を考えていくような仕組みを考えていく。

C班
公園管理をしている中で行われてきた活動を見える化するためのカレンダーを制作中。そのカレンダーは地域の方へ発信するためのものとしてこれまでの活動を見てもらえたらよいのではないか。また、活動の隙間を埋める企画を検討している。「明るい森づくり」から「にぎやかな森づくり」を目指す。そして公園の稼働率を上げていく。そこでファーム(農場)づくりについて考えている。ファームは多世代の方が活動に参加することもでき、年間通して関わることができる。ファームを軸に、未来の活動カレンダーもまとめ、発表予定。

 
永田
今回の公園ゼミは、高齢者、健康がテーマ。公園で健康器具…のような話が直接につながるが、それだけではない。高齢者が健康で元気に暮らすには、公園を舞台に、主役になれること、元気に活動できるということが、一番の健康ではないか。各班はそのように理解して進めてくれていると思う。その部分は発表の際にしっかり触れてほしい。今回の対象公園をモデルに、他の公園でもこの仕組みを活用できるのではないか。提案によっては、地域で実践したいこと、行政が実施することもできると思う。誰が実現するかによって、誰に響くのか、響き方も異なる。今回のゼミは、実現できるチャンスもあるので、そのような目線で臨んでほしい。非常に良い提案になってきている。

11月から始まった公園ゼミも、いよいよ次週が最終発表会になります。中間発表から各班の提案もブラッシュアップされ、発表が楽しみです。

+クリエイティブゼミ vol.18 まちづくり編 これからの公園のあり方について考える part.2「公園×健康」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/14882/