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2016/8/31

イベントレポート

ちびっこうべ2016 シェフチームワークショップ 老祥記1回目 レポート

2016年8月24日(水)
ちびっこうべシェフワークショップを開催しました。本日は老祥記の曹祐仁さんにご指導いただきました。このチームのお店でのワークショップは1回目になります。豚まんの歴史、お店の見学、豚まんづくりと盛りだくさんな内容で行いました。

はじめに、豚まんの歴史について、曹さんからお話しいただきました。なんと100年前に日本で豚饅頭(ぶたまんじゅう)を生み出したのは、曹祐仁さん(4代目)のひいおじいちゃんの曹松琪さん(初代)です。みんなが生まれるずっと前のことなのでとても驚きでした。100年前の麹を毎日培養して大切に使っています。この麹は何よりも大切なもので、戦争や震災のときも一番に持って逃げたとのことです。
お話を聞いた後は、移動してお店の厨房を見学しました。厨房にはたくさんのスタッフの方が作業していました。豚まんを包む作業は、あまりのスピードにみんな目が点になっていました。お腹もすいてきたのか、蒸す前の豚まんを見て食べたいと言い出すメンバーもいました。

見学後はみんなで豚まんづくりです。しっかり手の洗い方も指導していただきました。大きなおもちのような生地をこねて必要な大きさに分けていきます。タンタンタンとリズミカルに生地を必要な分量に手で分けていきます。1つの生地の重さは22g(±1g)。こどもたちが曹さんの分けた生地をはかりで測るとどれもぴったりでした。豚まんの具の材料は、牛肉、豚肉、醤油、ネギととてもシンプルなものです。手に広げた生地に具材をのせ、親指を支点にくるくると生地を集めていくと、きれいな渦を巻いて包むことができます。コツを教えてもらいながらチャレンジしますが、とても難しく、中の具が飛び出てしまいます。何個も練習して何とか最後は包むことができました。

中身がはみ出てしまったもの、きれいに包めたもの、すべて蒸していただき、試食しました。お昼前の時間帯ですが、おいしい、おいしいといくつも食べるメンバーも…。中身の具材がはみ出てしまったものは、おいしい肉汁が外へ出てしまいますので、きれいに包まれたもの方が肉汁がたっぷりでおいしいようです。自分でつくってた豚まんは格別でした。

当日の様子映像

制作:神戸芸術工科大学
撮影:岩崎和樹 編集:成清櫻

ちびっこうべ2016
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