ユメミセ デザイナーワークショップ 2回目 レポート

2016年8月29日(土) 「ユメミセのマークを考えよう!2」

デザイナーチームのワークショップ2回目を開催しました。
今回も前回に引き続き、ユメミセのマークを考えていきます。
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まずはじめに、夢のまちがオープンしたとき、自分たちがつくっているマークがどんな風に使われるのか、そのイメージを持ってもらうため、ちびっこうべ2014の写真を見ながらどこにどんな大きさで使われているかを紹介していきました。

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その後、それぞれの班に戻り、さっそくユメミセのマークをつくっていきます。
前回持ってきていた宿題の「まちのマーク採集」を見直して、分類しながら自分たちがどんなマークをつくりたいのか、どんなイメージを持ってもらいたいのかを考えている班がいくつもあったのが印象的でした。

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前回の振り返りと方向性を確認したら、どんどんマークを考えて描いていきます。 全然違う考え方でつくったマークや少しずつパーツを変えていったマーク、班の中でいいと思ったアイデアを共有し、それを自分なりにふくらませたマークとたくさんのラフスケッチが出てきました。

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一方、前回に引き続き、保護者のみなさんには「パパママワークショップ」と題して、隣の会場で子どもたちが描いたラフスケッチを広げながら、デザイナーの増永明子さんからどういう意図でそのマークが描かれたのか、子どもたちがどんな解釈をしていて、班の担当のクリエイターがどのような関わり方をしているのか、ということなどを解説いただきました。

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その後は、デザイナーチームの子どもたちが行っているプログラムと同じ、マークづくりを「家族のマーク」をテーマに行いました。

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休憩が終わって後半戦のはじめには、自分たちが今つくっているマークが、お店ごとに缶バッジになって、そのお店のシンボルになることを発表。子どもたちも自分がつくっているものが、形になると聞いて、大喜びの様子でした。

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また、途中段階のラフスケッチを縮小コピーしたものとデータ化してプロジェクターで大きく投影したものを見比べながら、サイズが変わることで見え方がどう変わるのか、どんな伝え方が必要なのかについて説明しました。

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小さくしたものを見て、「つぶれてしまうから、もっと簡単にしよう!」という子どもや、大きくしたものを見て、「もっと伝わりやすいように太い線で描こう!」といったいろいろな気づきがあったようでした。

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その後、ひたすらブラッシュアップをみんなでする班や文字担当、イラスト担当と担当を分けて仕上げる班など自分のユメミセのマークの仕上げに向けて、作業を行いました。

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マークが完成したら、最後はみんなに向けて発表です。
単にお絵かきをするだけでなく、どんなことを大事にしたいお店で何を伝えたいからこういうマークをつくりました、と自分たちの考えを言葉にして説明しながらお店のマークを披露していました。

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最後に、一日の振り返りとして、ワークショップの様子をその場で編集してまとめた映像をみんなで見て、記念写真を撮りました。
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帰りの出口でのお見送りでは、子どもとデザイナーさんがハイタッチする姿も。

次回は全体ワークショップの2回目。自分たちがつくったマークが缶バッジになることを楽しみにしながら、デザイナーチームの2回目のワークショップは終了となりました。

撮影:中村寛史
映像:神戸芸術工科大学 曽和研究室

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