6 セリムエプロン

東方悠平さんによる、ワークショップや神戸滞在中のできごとについてのレポートを不定期にお届けします。6回目は「セリムエプロン」の話。)

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チュニジアの美術大学を休学して日本滞在中のセリム君が、アートのボランティアがしたい、とワークショップを手伝いに来てくれました。
初対面の外国人と英語で話すなんて、と恥ずかしがるトゥーシャイシャイボーイ&ガールたち。
しかしワークショップのサポートとは、何も手取り足取り手伝ってあげることだけではありません。
子どもと会話が上手く成立しないことを悟ったセリム君は、一心不乱に制作を開始、荒ぶる天狗エプロンを作り上げました。
見事なクオリティ、さすがチュニ美生!
大人が本気でものづくりをしている様子を見ることは、日常ではなかなかないのでは。子供たちもその気迫を横目で見ながらビシビシ影響を受けているようでした。
ありがとうセリム君!

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文:東方悠平/写真:坂下丈太郎