ちびっこうべ1班のシェフワークショップを開催しました。講師は県庁前にある和食のお店「玄斎」の上野直哉さんです。台風の影響で延期の可能性もありましたが、無事開催できました。このチームのメニューは「カレー牛丼」です。
まずは出汁について学びます。出汁をとる前の昆布と鰹節を見せてもらいました。昆布は1枚がとても大きかったです。鰹節はとても硬く、叩くと音がなるほどでした。触った手も鰹節の匂いになりました。それぞれを合わせた出汁の味見をしました。みんなとてもおいしかったようです。この出汁がカレー牛丼の重要なポイントです。次にタマネギを切り、牛肉と炒めます。そこへ先程つくった出汁を加えます。最後にカレー粉を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。とてもいい香りが漂っています。
早速試食です。カレーの香りと出汁の香りで食欲が増します。こどもたちもあっという間に完食していました。とても美味しかったようですが、メンバーから意見がありました。それは、出汁がもっと効いていても良いのではないかとのことです。出汁を学んだところなので、ぜひそこを生かしたいようです。
上野さんからもこどもたちへアイデア募集がありました。それは盛り付けや彩りです。白いごはんに茶色のカレー牛丼が乗ってだけなので、もっと食欲をそそるようなポイントがあればとのことです。こどもたちからは、人参などの赤色やブロッコリーなどの緑色があると良いのではないか。また鰹節を最後に上にかけるのはどうかと、たくさんの意見が出ました。次回にワークショップまでに上野さんに再度検討していただくことになりました。