ちびっこうべ3班シェフワークショップ②@トースター
コッペパンサンドを提供するちびっこうべ3班の、2回目のシェフチームワークショップを開催しました。前回はパン作りがメインでしたが、今回は新神戸駅近くにある「トースター」へお邪魔して、コッペパンにはさむ具材の調理を行います。
さて、前回もパンの材料となる小麦の穂が北海道からやってきましたが、今回は、小豆の苗が鉢に入ってやってきました。今夏の生育状況についての資料も、農家の方から送られてきました。まだ若い苗なので小豆ができるにはまだまだですが、ところどころ、小さな鞘ができています。この中に小豆の豆ができあがります。今日は、実際に小豆を炊いて餡を作ります。また、カスタードも実際に作ってみます。
カスタードクリームの材料は、砂糖、卵黄、コーンスターチ、牛乳です。まずは、砂糖と卵黄を混ぜます。少し白く色が変わるまでしっかり混ぜるのがポイントのようです。これにコーンスターチを加えてよく混ぜ、さらに加熱した牛乳も加えて、加熱しながら撹拌していきます。サラサラだったものが、次第に粘り気が出てきます。
同時進行で、餡も作ります。まずは、水に浸して小豆を煮ます。じっくり水を吸って小豆が膨らんできます。早くも餡の匂いが漂ってきました。お正月など、家で小豆を炊いていたという記憶をお持ちの方も多いの思いますが、そういった経験のある方には、きっと懐かしいものだと思います。私もこの匂いは好きですね。ただ、ちょっと渋みがあるので、子どもたちには苦手かもしれません。おとなになってから好きになったという話もよく聞きますので、子どもたちにとっても良い経験になると思います。きっと。さておき、水を吸った小豆に砂糖を加えて、熱しながら混ぜて、甘い餡のできあがりです。
さて、カスタードと餡ができたところで、中に挟む具材を準備します。今日の具材は果物で、リンゴ、梨、キウイ、ブルーベリーです。皮を向いて、挟みやすいサイズに切るのが必要な果物もあるので、その練習もします。手の大きさなどの個人差があるので、作業しやすいやり方で練習を進めます。
具材がそろったところで、コッペパンサンドに仕上げます。シンプルながらも、様々な具材や味わい、彩りが魅力的なコッペパンサンド。夢のまちに登場するのが楽しみですね。