てんぐバックスカフェをつくろう!!ダンスワークショップ レポート

2016年9月18日(日)、22日(木祝)

KIITOアーティスト・イン・レジデンス2016招聘作家・東方悠平さんによる「てんぐバックスカフェをつくろう!!」ワークショップの、ダンスワークショップの回を開催しました。

前回の造形ワークショップでは、カフェの内装に使う造形物や、ダンスの衣装となるお面やエプロンを作りました。
今回はオープニングイベントやカフェの中で披露する「てんぐダンス」を練習します。ダンスは東方さんによる振付です。

9月18日
まずはラジオ体操、人間知恵の輪ゲームを行いました。
前回のワークショップから約1か月がたち、髪型が変わったり、ちょっと成長して見える子どもたち。「ちょっと知ってる人に久しぶりに会う」このシチュエーションに子どもたちが少し緊張して人見知りしてるようすを東方さんは感知し、(子どもたちの緊張が)うつって緊張してきた、と笑っていました。みんな、体操やゲームで体と緊張がほぐれたでしょうか。

そのあと、ダンスの中で、それぞれがオリジナルのキメポーズをとるパート用に、一人ずつポーズを考えて決めました。
また、3人組で行う振りのため、3~4人組に分かれました。分かれると、「チーム名を決めたい」と子どもから提案があり、チーム名を決定。「チワワ」「カラーズ」「HMYR」「きのこブラザーズ」という個性が際立つネーミングになりました。

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この日は基本的に、パートごとに練習。お客さんと店員のやりとりをイメージした振りの部分は「コーヒー」「できました」「はいどうぞ」などと言葉を交えてストーリーで覚えられるように工夫しました。



9月22日
最初に参考資料として、東方さんが集めている、日本の各地で行われる天狗が登場する祭礼や踊りを少し見てみました。「てんぐダンス」に似た踊りの動きがある地方も!

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東方さんが通しで踊った様子を記録したお手本動画を見せつつ、通しで練習。
何回か踊った後に、すでに1階ホールに完成している、オープニングイベント用のステージに立ってテストで踊ってみました。
全員が並ぶとステージがいっぱいになってしまったので、フォーメーションを再検討する必要がありそうです。

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練習しながら、造形ワークショップで作った旗がお気に入りで、旗を振る役を望む子どもがいたので旗振りのパートを作ったり、造形物の素材として置いていた棒を華麗に操るので、聞くとバトンを習っているというのでバトン役を作ったり、ワークショップ中に、子どもに合わせたダンスのアレンジも行われました。

何度も踊って、チェックして、を繰り返し、3時間のワークショップの中で、集中力も途切れそうになるのを、ハンカチ落としや休憩で補いながら、2日間を乗り越えました。
振りはどうにかみんな覚えたようですが、全員で合わせたり、立ち位置を守ったりするのにもう少し練習が必要そうです。

まだ追加ワークショップがありますが、本番も近づいてきています。
観客のみなさんにすてきな「てんぐダンス」を披露することはできるでしょうか?


撮影:坂下丈太郎(9月22日分およびinstagramを除く)

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