2016年10月1日(土)
ちびっこうべまちづくりワークショップ、ちびっこドキュメンテーターを開催しました。神戸芸術工科大学の曽和具之先生と研究室の学生さんから、RTV(リアルタイム・ドキュメンテーション)について学びました。
参加したこどもたちは、実際にプロが使用しているビデオカメラやノートパソコンを1台ずつ持ち、操作方法や映像を撮るコツなどレクチャーを受けました。RTVはワークショップの様子を映像撮影しながら、同時に編集作業も行い、ワークショップ終了後に振り返りの映像として参加者みんなで見ることができるものです。ユメミセでのシェフ、建築家、デザイナー各ワークショップの様子も曽和先生や学生の皆さんに撮影していただいております。(映像はこちら)
準備ができたら、当日行われている他のワークショップの様子をビデオカメラで撮影に行きます。ワークショップの様子が分かるように撮ること、参加者の表情もしっかりおさえます。映像がぶれないように脇を閉めて撮ります。ビデオカメラの操作もすぐに覚えて、会場内をぐるぐると撮影ポイントを探しながら回りました。
たくさん撮影したデータは、パソコンに取り込みます。映像編集専用のソフトを使い、1分に映像をまとめます。また音楽作成ソフトも使い、まとめ映像に付ける音楽も作りました。様々なサンプルの音を組み合わせてオリジナル曲にします。
映像編集をしながら、再び撮影に行ったり来たりと、とても忙しいです。映像を編集していると、こんなシーンを撮りたい、ここを撮り直したいと思ってくるようです。
曽和先生や学生の皆さんからのアドバイスを参考にしながら、1人1分のRTVを完成させました。ワークショップの最後には、他のワークショップに参加していたこどもたちや保護者を集め、発表会も行いました。どの作品もそれぞれの撮影の視点に個性があり、完成度の高い映像ができました。
参加者のこどもからは「初めて、ビデオカメラやパソコンの編集ソフトを使い、とても楽しかった!もっと作りたい!」と意欲がいっぱいでした。