ちびっこうべ11班シェフワークショップ①@パティスリーアキト

ちびっこうべ11班チームのシェフワークショップを開催しました。このチームの講師は花隈駅近くにある「パティスリー アキト」という洋菓子のお店の田中哲人さんです。メニューは「ヴェリーヌ」(2種類)です。

「ヴェリーヌ」は、グラスに入ったデザートで、平面の皿に水平に盛り付けられるケーキなどをグラスに垂直に重ねてつくるものとのことです。こどもたちもはじめて知りました。ヴェリーヌは、砕いたように焼かれたクッキーをそこに敷き、チョコレートなどのクリーム2種を絞り、最後にフルーツソースをかけるものです。1つ目は、黒いチョコレートクッキーに茶色のチョコレートクリームを、さらに緑色のピスタチオを絞ります。最後にラズベリーソースをかけます。2つ目は、白いクッキーに、白いホワイトチョコレートクリーム、オレンジ色のトロピカルクリームを絞り、最後にあんずとパイナップルにソースをかけます。どちらもきれいな層が生まれ、とてもおいしそうです。

それでは田中さんのお手本を参考に一人ずつ作ってみます。クリームを絞るのがなかなか難しかったようです。2種類のクリームの入れる分量のバランスにも苦戦しました。田中さんは簡単にやっているように見えましたが、力加減などまだ特訓が必要そうです。見た目も重要なので、そこを注意して進めていければと思います。

自分ではじめてつくったヴェリーヌを試食します。底にあるクッキーと一緒に食べるとおいしいそうです。「酸っぱさが強く感じられたから、ラズベリーソースはもう少し少ない方がいいかも」と本番を見据えた意見もありました。次回はクリームの作り方なども教えていただきます。

Photo:坂下丈太郎