8月25日(土)に建築家チームワークショップ②「ユメミセの模型をつくろう」を開催しました。 今回のワークショップでは、前回作成した図面をベースに自分たちのユメミセの1/10スケールの模型をつくっていきます。 会場には、模型の材料となる紙やスチレンボード、スタイロフォームフォームなど様々な素材を用意しました。
子どもたちと今回の目標を確認した後、それぞれのチームに分かれて「どんなユメミセを建てていくか」「どんな素材を使えば自分たちのユメミセのコンセプトが伝わるか」を話合います。前回のワークショップで書いた図面を広げながら「入口はもっと広い方がいんじゃないかなぁ」「2階建てのお店なら、料理を食べに来た人たちもゆっくりしていってくれるんじゃないかなぁ」と子どもたちの中でアイデアを膨らませていきます。
実際に建てるにあたり、ユメミセのサイズ感も重要なポイントです。1/10サイズの自分の模型をつくります。スケールダウンした自分の模型をつくる中で、「この大きさじゃ天井に頭がついてしまう」など、新しい気付きもたくさんあります。また、会場の床に引かれた「敷地の境界線」をもとに子どもたちがじぶんのお店の大きさを確認していきます。メジャーや歩幅など様々な方法を使って敷地のサイズを実感します。紙の上に書いた図面、模型で作る1/10サイズ、床にひかれている実寸(1/1サイズ)とサイズの感覚を行き来しながら最終どんなお店を建てるかを考えながらユメミセを建てていきます。
実際に模型をつくる段階では、スチレンや色紙、段ボールなどの素材を組み合わせて模型をつくります。 途中、同日に開催しているデザイナーチームの子どもと出てきたアイデアの話し合いや看板のつけ方なども話合います。
そして、各チーム模型が完成したらチームごとに発表会です!1/10スケールの模型台の上に自分たちのつくった模型を置いていきます。「どうしてこんな形になったのか」や「自分たちのユメミセではこういうことを大切にしている」ということをそれぞれ話していきます。
次回からの建築家チームワークショップでは、いよいよ実際にユメミセを建てていく段階になります。 果たして、どんなユメミセができあがるのでしょうか。
写真:大塚杏子