ちびっこうべ2018 まちづくりワークショップ|ちびっこ洋さい工房:ポシェットをつくろう! レポート

9月29日

夢のまちオープンの1週間前のこの日、まちオープンに先立って、ちびっこ洋さい工房のワークショップを開催しました。

KIITOで2016年から活動を続ける、いつまでも美しく、おしゃれでありたい大人の女性たちのための「大人の洋裁教室」。その受講生である通称「洋裁マダム」のみなさんが先生となり、ちびっこたちと一緒にちびっこうべのまちで使えるポシェットを作りました。

[caption id="attachment_4471" align="alignnone" width="600"] 「洋裁マダム」と先生方によるワークショップ事前準備の様子[/caption]

この日作ったポシェットは、まちオープンのときには、「セレクトショップ」の商品として販売されるということで、自分のために作るのではなく、どんな人に使ってほしいかイメージしながら、布・糸・飾り付け・ひもを選びます。

 

参加した子どもたちは、「はじめて針をつかう!」という子から「おうちでよくお裁縫してるよ!」という子までさまざま。それぞれのペースで洋さいを学びながら、1人1~3つのポシェットを仕上げました。

「洋裁マダム」のみなさんは、さすが!長年洋裁を趣味にしてスキルを磨いてきただけあって、教えるのがとても上手でした。

 

ポシェットの生地は、なんと着物の布です!「大人の洋裁教室」で着物のリメイクワンピースを作ったこともあるのでその流れを汲みつつ、子どもたちにも着物の生地に触れてほしいという思いで、ポシェットの素材に使いました。

10月のまちオープンのときにも、「洋さい工房」としてポシェット作家を雇いながらポシェットを作っていましたが、「セレクトショップ」の大人気商品となって売り切れてしまい、抽選で販売されるレア商品となりました。

「セレクトショップ」では、ポシェットのカタログも制作されました。ポシェット作家たちの思いが紹介されています。

  

「洋裁マダム」のみなさんは、次から次へとやってくるちびっこポシェット作家たちの先生として大忙しでしたが、子ども達との交流やちびっこうべの雰囲気を楽しんでいただけたようです。今後も、洋裁のスキルや「洋裁マダム」のコミュニティを活かして、取り組みを広げていきたいです。

   

「大人の洋裁教室」講師:見寺貞子(神戸芸術工科大学芸術学部ファッションデザイン学科 教授)、丹羽真由美(神戸芸術工科大学芸術学部ファッションデザイン学科 助手) 、韓先林(フリーデザイナー)

写真:坂下丈太郎

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