ユメミセ紹介/4班 ハッピーブレッド
ちびっこうべ2016でオープンしたユメミセを、1店舗ずつ紹介していきます。
(ユメミセプログラムについてはこちら)
4班の「ハッピーブレッド」のメニューは、ホワイトシチューがかかったパンと、ホイップクリームやチップクッキーをのせたパンの2種類。トッピングは違いますが、使っているパンは同じもの。トッピングの内容は、シェフチームの子どもたちがあれこれ試作して決めました。
お店のマークは、「えがおとあいさつで幸せをみちびく」「外国人でも小さい子でも気軽に入れるお店」「自然豊かな明るいお店」の3つのコンセプトを大事にして考えました。マークの中には、英語と日本語の表記が入っていて親切です。こだわりは、2種類の味の違うパンを表現するために、Bの文字の内側に黒と白の2色を使ったことや、「ハッピーブレッド」の「ー」を虹で表現したこと。ハッピーな雰囲気を演出しています。
建物は、ふくらんだパンのふわふわした食感をイメージしたデザイン。中に入って見上げると、気泡が集まったように見えます。シェフチーム担当の西川シェフの「パンのかたちは気泡で決まる。」という言葉からヒントを得て、このかたちになったのだそう。
2種類の味のパンを売るので、入り口が2つなのもポイントです。
お客さんにパンの種類で分けた色紙を配り、美味しかったほうに投票してもらうという楽しいしかけも考えました。投票場所は、お店の壁面のプラカップ。4日間で、透明だった建物が、色紙の投票によってだんだんと変化していました。
4班「ハッピーブレッド」担当クリエイター
シェフ:西川 功晃/サ・マーシュ
建築家:北川 浩明/KUAV
今津 修平/株式会社MuFF
デザイナー:多喜 淳/6c
撮影:坂下丈太郎、中村寛史、森本奈津美、片山俊樹、辻本しんこ