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2012/12/3

イベントレポート

+クリエイティブゼミ医療福祉編レポートNo.4

第4回永田ゼミ医療福祉編レポート|2012年11月27日(火)

次回の中間発表会のため、グループミーティングでは具体的な提案に向けて白熱した議論が行われ、「食」「広報ツール」「仕組み」と、様々な切り口から提案がされました。中間発表を控えたゼミ生へのメッセージとして、講師の永田からは、自分の思いを大切にし、自らがどのように関わっていくかをしっかり考えることの重要性が強調されました。

次回12月3日(月)19:15より中間発表会を行います。

Aチーム
料理係、掃除係などのそれぞれが係に任命され、それを行い、個人の存在意義を生み出せるようにしようということで、「◯◯係プロジェクト」案が良いのではないかとなりましたが、やりたくない子供や、体調によっては行うことができない子供にとっては私たちが無理矢理押し付けてしまう形になってしまうのではないか。そこで、様々な「部活動」を作ろうという案がでました。遠足や、イベントごとを企画する企画部、手芸教室など、日常で必要なものなどを作る手作り部、レストランを使って行う料理部などです。来週の中間発表に向けて更に深くまで絞っていきたいです。

Bチーム
「広報をしたいのか」、「子どもの自尊心を高めたいのか」、どちらの方向で案を進めていくのかをまずを話し合いました。方向としては、広報を一番の目的とした案を作ろうということで進めていくことになりました。また、ジグソーパズルの案が出ていましたが、パズルのピースを持って来てもらう難しさに悩まされ、とにかく発信をすることでチャイケモを知ってもらうおうという案に考え直しています。「ことばを伝える」ということを大事にして、小児がんで苦しむ子どもたちの声を多くの人々に伝えたいと考えています。その手段としてコラボをしてイベントを行い、それを通して伝えればと考えています。これから実現に向けてよりよい案、方法を作り上げたいと思います。

Cチーム
チャイルドケモハウスを継続的に支えていけるような、ボランティアとチャイケモをつなぐ中心となる組織「コーディネーター(名称検討中)」としくみを検討しています。コーディネーターは、ボランティアをする人のスキル(広報、ヒアリング、家事、子供が好き)や他の支援(お金・物・外部団体)とチャイケモでの要望とをマッチングし、つなぎます。他にも外部団体やイベント等と連携しながら(くっつき虫作戦)施設内外での企画や広報活動を提案したりします。ボランティアは直接施設内での入居家族のサポートの他に、広報活動やWebサイトの管理を通して、募金・物的支援の受け入れ態勢を整えたりします。

Dチーム
今回のグループミーティングでコンセプトが明確になりました。「認知度の向上」「資金調達」の2つです。とにかく多くの人に知ってもらい、活動への共感を得ることで何か生まれることもあるでしょうし、資金調達に繋がる可能性もあると考えているからです。手法はマスメディアとソーシャルメディアの両輪を有機的に活用し、ブランディングを行うことを検討中です。

Eチーム
「子供たちが自分たちでつくる夢の病院」というキーワードがでました。入院している子供たちにワークショップや職業体験をしてもらうことで、夢の病院に必要なものを生み出していけるのではないか。例えば、デザイナー、インテリアコーディネーター、建築家、栄養士などの仕事から、威圧感のないかわいい白衣や病室、庭、おいしい食事などを備えた病院ができるのではないかと話し合いました。

参考ウェブサイト|
「夢の病院プロジェクト」
「NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス」

第1回レクチャーデータ|田村亜紀子氏(NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス)
「がんになっても笑顔で育つ!」