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2013/12/26

REPORT

MUJI+クリエイティブゼミ 特別レクチャー vol.3「“Global, Local, Universal” 地域と世界をつなぐ無印良品」レポート

2013年12月19日(木)

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無印良品はコンセプト誕生から、自然と人とモノの関係を考え、商いを通じた社会貢献を目指してきました。消費社会へのアンチテーゼから生まれたブランドは、いかにしてその概念をビジネスとして実現させているのか。今回は、生活雑貨部長であり、自らアクティブに世界各地を飛び回っていらっしゃる鈴木啓さんに、創業当時の広告と最近の取り組みを例に、お話しいただきました。

1984年に「色のまんま」という広告を打ち出し、原毛そのままの色のセーターやカーディガンを販売した無印良品は、2012年、「人類は温暖化。」というメッセージともに、素材の色を活かす活動を再び始めましたこれは、。自由な染色が優位に働く市場の原理により、有色のアルパカが減っている現状に対する行動です。このように、くりかえし原点に立ち返り、未来を考えながら、もともと持っているコンセプトや価値観を、世の中の流れに合わせて発信し続けています。

そのほか、世界の地域や人と協力する取組みをご紹介いただきました。
World MUJI(世界の地域や文化、才能から、新しい無印良品の可能性を見つけ出していく試み)、Found MUJI(文化のアイデンティティを希求し、地域に残るよいものを広めていこうとする取り組み)。ときにNPOや政府関係機関との連携しながら、フェア・トレード、テーブル・フォー・ツー、ピンクリボン、FUKU FUKUプロジェクト、大槌復興刺し子プロジェクトといった生産者や環境への配慮した取り組みも行っています。

いまや世界25ヶ国で店舗展開するグローバル企業は、これらを“Globalな視点でLocalなモノ・コトを見つめ、Universalに拡げる”活動と位置付け。ものの価値を知り、納得できる「ふつう」を提供し続けるブランドの価値観には、“Global”と“Local”、相対する言葉が矛盾なく存在します。

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MUJI+クリエイティブゼミ「Found MUJI 神戸」
世界中の地域から人々の知恵と工夫に磨かれた伝統と文化を見つけ出す「Found MUJI」の活動を神戸で行う試みです。もの、文化、歴史にまで視野を広げてリサーチすることで、神戸の新たな魅力を発見していきます。→詳細はこちら