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2015/7/31

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」第2回レポート

ゼミ第2回目となる今回は、はじめに事務局より、これからリサーチを進めていく上での参考となる資料や、事例紹介を行いました。
その後、グループディスカッションを行い、参考資料や事例を踏まえた上で、神戸医療産業都市の何を課題だと思うか、自分自身がどこに興味を持っているか、市民の方たちに何に興味を持って欲しいのか、などについて話し合いました。

第2回プレゼン 第二回レポート用画像1

以下、各班の話し合いをまとめた内容です。

●A班
医療や産業という言葉のとっつきにくさを取り払い、市民が興味を持ちやすい情報の見せ方が必要なのでは。病院や企業の事業を専門分野ごとに身体の部位に分けMAP化するなど、具体的な提案が多く出た。

●B班
何が原因で医療産業都市が市民に浸透していないのかを考え、医療産業都市企業誘致推進本部の安藤さまにお話を聞きながら、市民に知ってもらうべき情報は何なのかを模索。

●C班
メディカルツーリズム×地産地消に着目し、市街からの集客を図ることによって、市民がまちの魅力に気付き、誇りを持つことのできる医療産業都市になるのではと話し合いを進める。誘致の核となるプログラムについても意見交換。

●D班
医療産業都市の現状から、少し先の身近な未来について着目し、都市自体を未来的なエンターテイメント性のある見せ方にすることで、イメージの一新を図る。アニメキャラクターを絡めるなど、個性的なアイデアが光った。

●E班
医療産業都市には、海を見ることができるロケーションの病院が多くあり、患者にとって精神的に良い効果となっていることや、理系の学生たちが、将来の就職先として憧れを抱いている場所であることなど、比較的に医療産業都市に関心のある人々に着目。個人レベルでの情報の浸透も重要ではないかと話し合いを進めた。

第二回レポート用画像3 第二回レポート用画像4

グループミーティング終了後には、今回のディスカッションの内容を班ごとに発表しました。
はじめてのグループミーティングとは思えないほど、各班ともしっかりと意見がまとめられ、今後の展開が楽しみになる発表となりました。

今回は、各自のリサーチに入る前の、現状の知識を持ち寄ってディスカッションをしたことにより、外側から見た等身大の医療産業都市について、捉えることができたのではないかと思います。

次週は、IDEO石川さんによる特別講義になります。
リサーチを短期間で効果的に行い、効率よく課題にアプローチする手法を、幾つかのケーススタディーやワークを通じて学んでいただきます。

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/13084/