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2018/8/2

REPORT

6月9日(土)、ちびっこうべカフェ2日目(お店づくりワークショプ)を実施いたしました。

前週の「ちびっこうべカフェ」のワークショップ1回目では、大丸神戸店のサービス教育係の長谷場美緒さんを講師に招いて、接客についての研修を実施しました。第2回目では、デザイナーの平田由里子さんを講師に招いて、お店づくりについてのワークショップを行い、POPやトレイマット、看板などを子どもたちが制作しました。また、この日は「パンじぃ」が翌週のちびっこうべカフェで提供するブリオッシュの練習を行いました。お店づくりとあわせて、子どもたちはパン作りも体験しました。

お店づくりのワークショップを始める前に、まずキッチンでパンじぃの練習の様子を見学します。ちょうど、生地をブリオッシュ1個分に切り分けて成形する作業の真っ最中。子どもたちも成形する作業を手伝います。初めて触るパン生地、しかもブリオッシュの生地はバターが多く扱いが難しい生地です。すぐにベタベタになってしまって形を整えるのも一苦労でした。パンじぃは回数を熟していることもあって、手早く作業を進めていきます。実際にちびっこうべカフェでどんなメニューを提供するのか、どうやって作っているのかを知ることも、お店づくりをする上で重要な体験になります。どの子どもも手が生地だらけになっていて、パン作りの苦労を伺わせます。手をしっかり洗って、次のプログラムへ進みます。

前週では、カフェの店員の仕事の1つとして、接客について学びましたが、その他にも、カフェでは沢山の仕事があります。カフェを知ってもらうこと、PRすることも、重要な仕事の1つです。お店を知ってもらうためには何が大切なのか、どんなものを作ったり、準備したりすればいいのでしょうか?

普段、身の回りにはお店や商品、サービスを知ってもらうツールが溢れています。WEBサイトやTV、ラジオ、新聞のCMや広告を見聞きしない方が難しいくらいです。お店に目を向けてみれば、看板やメニュー、POPなどが、お店や扱っている商品をアピールしています。今回は、1日限定のカフェということで、お店側から、カフェやメニューのことを伝える方法として、POPやトレイマット、看板を制作します。

さて、こうしたツールに何を載せれば良いのでしょうか? また、言いたいことを書き連ねるだけでは情報が伝わりにくくなってしまいます。スペースが限られているので、限られた内容を効果的に乗せていくことも重要です。

そこで、今回のちびっこうべカフェの「特徴」を考えてみます。「1日限定」であること、「大丸神戸店」の側廊で開催すること、「パンじぃ」のパンが食べられること、「プロから接客を学んだ子どもたち」が店員をすること……etc、出来上がったブリオッシュをほおばりながら、色々なことが浮かんできます。パンの美味しさも大事な「特徴」ですね。今度は、こうした「特徴」をうまく伝える工夫を考えてみます。

まずは、「目立つ」こと。特徴のある文字で書いたり、目に付きやすい模様を描いたり、あるいは目につきやすい「キャッチコピー」を作ったりすることで、目を留めてもらうポイントを作ることができます。あるいは、伝えたいことを整理することで、どんなお店で何があるのかをわかりやすく伝えるという工夫もあります。子どもたちはそれぞれ、工夫を凝らしながら、POPやトレイマットを作っていきます。沢山の「特徴」が浮かんだ分、人数以上に沢山の、魅力的なPOPができあがりました。

POP、トレイマットづくりが一段落したところで、カフェの顔となる看板を制作します。どこに何を載せるか、誰がどんな作業をするか、子どもたちで分担しながら、制作を進めました。次週は早くもちびっこうべカフェ本番。子どもたちの元気な姿と、「パンじぃ」のブリオッシュとともに、お店を彩ったり、お店の魅力を伝えたりする沢山の工夫も目にすることができそうです。

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写真:坂下丈太郎
撮影・編集:神戸芸術工科大学曽和具之研究室