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2018/8/26

REPORT

M BASE×KIITO ものづくりワークショップ 「Magical Furniture小寺さんと、コーヒーさじをつくる。」レポート

2018年7月22日

生活の中でつかっているモノができあがるまでのプロセスを、実際にプロの技と知識にふれながら体験することで、モノの価値やつくり手の想いを体感することを目的に2015年より開催をしているものづくりワークショップ。

今回は、大丸神戸店6F 紳士服売り場にある「M BASE」にて出張ワークショップを開催しました。講師に王子公園の阪急電車の高架下でオリジナルの家具やオーダー家具の製造、販売を行うMagical Furnitureの小寺昌樹さんをお呼びして、特注の真鍮のカップに、柄の部分を自身で持ちやすい長さ・形に削り取り付けてつくるオリジナルのコーヒー豆用のさじをつくります。

まず、柄の部分で使用する木材を選びます。講師の小寺さんより今回使用する木材の説明をいただきました。

・ウォールナット 赤茶色っぽいクルミがなる木。高級な木材として流通している。切削がしやすい。
・チーク 茶色っぽい木。東南アジア・インドネシアの木。油分が多く水につよい。船の甲板などにつかわれる
・タモ 国産のモノもあるがロシアや中国から来ているモノもある。野球のバットなどに使われる。
・オーク 加工が程よくしやく強度がある。材料も安定している。

次に真鍮のカップを選びます。カップが深いものから浅いものまで種類があり、摺り切りで10~15gの豆を測ることができます。京都の真鍮作家さんに特注でつくってもらっているものなのでそれぞれです。つかう材料を決めたら、どんなコーヒーさじにするか参加者自身で考えます。持ち手を短くしてキャニスターに入れておく。角度をつけて持ちやすくするなど、自分が使うシーンにあわせて参加者で形を考えます。

素材と形が決まったら切削作業に入ります。
参加者それぞれがナイフをつかって木を切ったり、ヤスリで磨いたりしながら形を整えていきます。

形ができたら、真鍮のカップに取り付けて柄の部分をオイルで磨いたら完成です。製作中も小寺さんより木材の知識や歴史、普段の製作についてお話をいただきました。普段、木の専門家として家具をつくっている小寺さんは「モノをつくる時は木や真鍮など色々な素材の専門家がいて、その人たちとモノをつくるのが楽しい。」ということもお話しをしてくれました。

完成したコーヒーさじを持って帰る際に「真鍮や木材など経年変化を楽しめる道具を使うことで、手に入れた時がゴールではなくずっと大切に使えるモノになる。」と小寺さんよりお話しをいただき、モノをつくる楽しさや難しさを実感すると同時に、愛着を持ってモノを使うということを考える機会になったのではないでしょうか。

今回はKIITOではなく大丸6F紳士服売り場「M BASE」の中での開催となり普段のワークショップとはまた違った雰囲気での開催となりました。

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