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つながる食の連続トーク「“パンじぃ”がパンをつくりながら、夢を語る」レポート

「つながる食のデザイン展」会期中の11月14日(土)と21日(土)に、つながる食の連続トーク「“パンじぃ”がパンをつくりながら、夢を語る」を開催しました。神戸を代表するパン職人から本格的なパン作りを学び、KIITOでのイベントや地域のコミュニティカフェで活動を続けている"パンじぃ"たちが、展覧会の会場でパンを焼き上げて来場者にふるまい、現在の活動やこれからの目標、夢について、来場者に語りました。14日(土)は、東灘区青木の「カフェやすらぎ」を拠点に活動する第2期メンバーが、21日(土)は大丸神戸店での「ちびっこうべカフェ」を控えた第1期メンバーがパンをふるまいました。

 
 
11月14日(土)
この日は第2期メンバーが登場。昨年12月から月1回、「カフェ・やすらぎ」にメンバーが集まり、「パンじぃのひるごぱん」と題して、パン焼き上げ、振る舞ってきました。メンバーも様々なパンのレシピについて研究を重ねてきて、満を持してKIITOに登場です。第2期メンバーの講師だった御影・ケルンの壷井豪シェフも、パンじぃたちの次の課題となるパンを携えて、応援に駆けつけてくれました。

この日、会場で振る舞うパンは2種類、50セットほど。少し早めに余裕を持って集合し、仕込みがスタートしました。今回はしっかりと練り上げる作業を行うことが重要になるメニュー。パンじぃたちが力を込めて生地を練り上げる音が、オープンしたばかりの展覧会会場にまで響き渡ります。大きな音に引きつけられて、キッチンまで足を運ぶ来場者の姿も見られました。練り上げに1時間弱、ようやく一次発酵へ。次の作業まで小休止です。

30分ほど発酵に時間を要したあと、成形と二次発酵へ移ります。順調に進んできたと思いきや、ここでトラブルが発生。レシピに不備があったようで、二次発酵に大きく時間を割いてしまいます。予想外のトラブルでしたが、壷井シェフのフォローもあって、パンじぃ全員でピンチを乗り切ります。ようやく二次発酵の工程が落ち着いたところで、焼き上がりを待っている来場者が会場に集まり始めます。手が空いたメンバーから、来場者のもとへ。壷井シェフも加わって、パンじぃと来場者との交流がスタート。第2期が始まった経緯、現在の活動のこと、これからの目標などについて、熱く語らう場面が繰り広げられました。その流れでそのままに、二次発酵を終えたパンが会場内のオーブンのもとへやってきます。来場者の前で続々と焼成がスタート。一緒に焼きあがりを見守ります。

20分ほどの焼成のあと、いよいよ来場者のみなさんと試食。手間をかけただけのことはあって、いつも以上にふっくらした仕上がりのパンとなりました。次回以降のカフェやすらぎのパンも、さらに美味しさを増していきそうなところ。新しいパンへの挑戦も楽しみです。

終了後の反省会では、工程についての反省が出るとともに、各工程の目的、特に発酵の重要さについて、もっとしっかり勉強する機会を持ちたいというメンバーが相次ぎました。つねに研究熱心な第2期メンバー。工夫を凝らした素晴らしいパンが、青木から誕生しそうです。

 
11月21日(土)
11月3日(金・祝)に大丸神戸店で行われる「ちびっこうべカフェ」本番を控えた第1期メンバーが集合。本番前最後のリハーサルとなることもあって、緊張も感じられる中、パン作りがスタートします。これまではジャガイモのパンとチョコレートのパンを提供する予定で練習を重ねてきましたが、季節にちなんで、ジャガイモをかぼちゃに変更することに。新しい材料ということもあって、メンバーも慎重に作業を進めていきます。また、「ちびっこうべカフェ」では200セットと、いつも以上に大量に作り上げなければなりません。各工程についても当日を念頭にいれて、注意深く確認していきます。

メンバーがまず苦戦したのはかぼちゃの水分。ジャガイモよりも水分が多いため、水の量には気を配らなければなりません。水を生地に加えていくタイミングも重要になります。ベタベタにならず、良い状態の生地を作るのに悪戦苦闘。試行錯誤と苦労を重ねました。

少しいつもより柔らかめな感じにはなりましたが、生地の練り上げまでは比較的順調に工程が進み、一次発酵へ。発酵後の生地もやや水気が多い感じでしたが、成形もズムーズに進み焼成へ。来場者の目の前で、オーブンへとパンが吸い込まれていきます。香ばしい匂いが漂う中で焼きあがり。新しいかぼちゃのパンもは来場者にも好評です。

パンをふるまいながら、来場者と交流するメンバーたち。大丸神戸店での本番に向けて、意気込みと自信、チームワークの良さが感じられた一幕でした。反省会では、当日に向けて分量や工程について再確認し、万全を期します。

2回にわたって開催された「“パンじぃ”がパンをつくりながら、夢を語る」。パンを作って多くの人たちにふるまう中で、パンジぃたちが目標を持って自分たちの手で、活躍の場を切り開いていく姿を印象づける催しとなりました。


つながる食の連続トーク「“パンじぃ”がパンをつくりながら、夢を語る」
つながる食のデザイン展
パンじぃ

2017.11.20

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