お知らせ・レポート

ものづくりワークショップ

2015年4月25日(土)

「PATCH GIFT!はぎれのワークショップ 似顔絵パッチワークをあのひとへ贈ろう!」を午前と午後の2回開催しました。講師はパッチワーク教室を主催するpatch-workの村上史博さん、丸井康司さんのお2人です。

参加者に事前に似顔絵を送りたい人やペットの写真を事前にお送りいただき、パッチワークを作成しやすいように、加工を施し、陰影を強めに加工した写真を使い、好きな生地を選んで、目や鼻、口などのパーツや表情の影などを切り抜いていきます。

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生地はさまざまな色や柄の古着から選びます。それぞれのパーツは模様や絵柄の入ったものなど、少し派手なものを使うとおもしろい作品が出来上がります。ピンセットやカッターを使った細かい作業もあり、子どもも大人も集中して制作を進めました。

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各パーツの生地を切り終わったら、写真を見ながらボンドで貼り合わせていきます。目や鼻、口など少し位置がずれてしまうと、顔の印象が大きく変わってしまうので、微調整をしながら行います。最後には完成した作品を持って記念撮影をしました。はじめての挑戦で難しかったけれど、とても楽しかったと、みなさん大変満足した様子でした。

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PATCH GIFT!はぎれのワークショップ 似顔絵パッチワークをあのひとへ贈ろう!
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/11680/

2015年3月28日(土)

「オープンKIITO2015」のプログラムの一つとして、古着でリユース「でかきいとパネルをつくろう!」ワークショップを開催しました。

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参加者は、はじめに土台となる箱の形を選び、組み立てます。そして古着の山から自分の好きな色や柄を選び、箱のサイズに合わせて、ハサミでカットします。子どもたちはたくさんの古着の中から熱心に好きな柄を選んでいました。カットした生地を両面テープで箱の各面に貼り合わせ、完成した箱を、壁に設置された板に描かれたKIITOロゴに合わせて貼り付けていきます。貼り付ける際は、他の色や柄のバランスも考えながら行いました。

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完成した箱を次々に貼っていき、だんだん大きなKIITOロゴが浮かび上がってきました。KIITOロゴのパーツをつくった後は、残った生地を使い、重ねたり、折り曲げたりしながら、オリジナルバッジもつくりました。参加者は完成したバッチをすぐに身に付けて、館内を回ったり、他のワークショップに参加したりと、オープンKIITOを楽しんでくれていました。

古着でリユース「でかきいとパネルをつくろう!」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/11733/

オープンKIITO2015
http://kiito.jp/schedule/event/article/11513/

2015年3月15日(日)

「ものづくりワークショップ」は、生活の中で使っているものの出来上がるまでのプロセスを、プロの技と知識に触れながら自らの手で辿っていくことで、ものの価値やつくり手の想いを体感する場です。

今回は兵庫区和田岬でオーダー靴をつくられているKNOCKS:BESPOKEの内尾暢志さんをお招きし、バブーシュをつくるワークショップを開催しました。
バブーシュはモロッコの伝統的な履物で、かかとを踏んで歩く靴です。モロッコでは室内外のどちらでも使われる靴ですが、今回は室内履き用として作成しました。


ワークショップの合間には、今回作るバブーシュのことだけでなく、普段の靴作りについてもお話いただきました。その中で、足の中で体重がかかる場所についてのお話がありました。
足の中で最も体重が乗るのは人差し指だそうで、ハイヒールなど構造が繊細な靴は特に注意をしながらデザイン、制作をされるそうです。靴を作る上で重心はとても重要で、体に合ってないものを履き続けると、「足が変形してしまう」、「将来的に歩行能力が衰退していく」といった結果を招いてしまう危険があるとのことでした。


バブーシュづくりは、型入れ→裁断→仮留め→穴開け→手縫いの順番で進めていきます。
革は一般的な縫い物とは違い、先に下穴を開け、糸を通していく、という手法をとります。
下穴は「菱目打ち」という専用の工具を使い穴を開けます。使う針も少し特殊です。穴はすでに空いているところに通していくので、一般的な縫い針と比べると先は丸まっています。尖っていると穴を開けていないところに刺さりやすいですが、丸めてあるので下穴に通しやすくなります。


糸は麻糸を使います。麻糸は短い繊維の集合体でできており、一部が切れてもその他である程度強度を保てるため、靴作りにはよく用いられるそうです。
さらに強度を強めるため、麻糸に蜜蝋を摩擦熱で塗り込みます。
長さは実際に縫う距離の3〜4倍切り出します。

いよいよ縫製です。針に糸を固定し、縫い始めをます。縫製は事前に開けた下穴を辿ってゆくのでスムーズで、ピッチも整っているので仕上がりはとても綺麗なのが特長です。縫い終えた後の糸は革と革の間に結び目を隠すことで綺麗に仕上げることができます。


作業が進むにつれ、一枚の革だったものがどんどん立体的になり靴の形になって行きます。靴が仕上がっていく工程を自らの手で辿ってゆく中で「こんな構造になっていたんだ!」と感心されている方もいました。
靴底を縫い付ける作業の頃になるとみなさんも慣れた手つきになり、サクサク作業を進められている様子でした。
全て縫い終ったら、裏返し、形を整えて完成です。



最後に参加者ひとりひとりのバブーシュの記念撮影をし、ワークショップを終了しました。



ものづくりワークショップ「KNOCKS:BESPOKE内尾さんと、バブーシュをつくる。」の開催概要はこちら
次回のものづくりワークショップは「うたたね 山極さんと、スツールをつくる。」です。
開催概要はこちら

2015年2月14日(土)、15日(日)

神戸市と同じユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市であるフランスのサンテティエンヌ市よりデザイナーを招き、フランスの文化に触れるとともに、日本の文化を再認識しながら、こどもたちの創造力を育むデザイン・ワークショップを開催しました。

講師はKaksi design(カクシデザイン)のエロディ・ヴィーチョスさんと、ギヨーム・グランジョンさん。
エロディさんはグラフィックデザイン、ギヨームさんはプロダクトデザインを専門としており、総合デザインスタジオを二人で運営しています。

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ワークショップでは、2つの国の文化から生まれる要素の融合についてこどもたちと考えました。
デザイナーの仕事やグラフィックデザインの手法としてのフォトモンタージュなどの説明のあと、こどもたちはサンテティエンヌと神戸の建物、動物などのさまざまな写真をもとに図案を考え、それを組み合わせて新しいイメージを作成しました。

できあがったイメージは、ステンシルの手法を用いて、1日目には布のバッグ、2日目にはノートにプリント。
その後、全員のイメージを組み合わせた大きな布製のタペストリーを制作しました。
そのタペストリーはKIITOのギャラリーBに展示しています。

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このワークショップでは、こどもたちに日仏文化やデザイナーという職業について、また創造性や表現技法を知ってもらえただけでなく、プログラムの開発と実施に向けた技術的な検討、デザイナーとのコニュニケーションを通して、サンテティエンヌ市と神戸市、Cité du designとKIITOとの関係も深まりました。

「こどもデザイン・ワークショップ 文化の出会い サンテティエンヌ(フランス)/神戸(日本)」開催概要はこちら

2015年2月1日(日)

[PRAY+LIFE]の藤城光さん、尾引智恵さんを講師に迎え、「てぬ結い」プロジェクト ワークショップを開催しました。

「てぬ結い」プロジェクトは、[PRAY+LIFE]が2014年から行っている、ペア防災てぬぐいを作ることで、防災意識を広め、大切な人へ感謝を贈るプロジェクトです。

はじめに、[PRAY+LIFE]の藤城光さんと尾引智恵さんより、紙芝居で、[PRAY+LIFE]および「てぬ結い」プロジェクトについての説明がありました。

震災や原発事故をきっかけに、当たり前のことの喪失はいつでも起こりうることを知りました。いつも支えてくれる人たちの存在を意識し、感謝を伝えたい。また、この経験が少しでも生かされるように、二度と繰り返さないように。 [PRAY+LIFE]がこのような主旨で行う活動の一環として、「てぬ結い」プロジェクトがあります。

自分用と、贈りたい相手用の2枚、てぬぐいを染めます。おまけに、10cm程度の小さな布を染めます。当初、このプロジェクトでは「てぬ結い」の贈り先を、原発事故の収束に向けての作業に取り組む方々や、そのサポートをしている方々にしたいという思いだったそうです。しかしながら、たくさんの方々が入れ替わり立ち代わり作業されるので、現実的には難しいため、気持ちを少しでもみなさんと共有できたらという思いで、小さな布を染めて、それをつなげて一つのかたちにするための一片を作ります。


「てぬ結い」での染め方は、[PRAY+LIFE]のお二人の試行錯誤によって、小さい子でも作りやすい作業になっています。
てぬぐいの布に、型紙を当てて、染料を上からたたき込むように筆で塗っていきます。
布は、ふくしまのオーガニックコットン、染料も、土、豆乳、海藻などが原料で、化学的な材料を使っていません。
型紙は、太さがいろいろある縞柄、動物や恐竜、ハート型などいろいろな型が用意されていて、それらを組み合わせて、好みの「しま柄」を作っていきます。
最後には、好きな場所に「てぬ結い」のロゴを入れます。
柄が出来たら紐に吊るして乾燥させます。

乾燥させる間には、てぬぐいを使ったヨガタイムがありました。椅子に座って、立って、ペアで、さまざまな姿勢で、作業に集中して固くなった身体をほぐします。
次は、おやつタイムです。身体が温まるごぼう茶と、干し柿が入った手作りパウンドケーキをいただきました。おやつタイムの間には、参加者それぞれ、福島についての思いを話しました。身近な人のことや日々生活していて思うこと、それぞれの思いに耳を傾けました。
その後は、てぬぐい活用法のお話です。新聞紙と一緒に巻くことで、旗になったり、石や乾電池を包むことでハンマーになったり、マスクになったり、てぬぐいは、防災グッズとしてさまざまに活用できることを教えていただきました。


じゅうぶんに乾燥したところで、アイロン掛けして染料を定着させます。
最後に、てぬぐい活用ブックと一緒に簡単な梱包をして、プレゼントにする準備もできました。
これで作業はすべて完了です。

参加者のみなさんは、さまざまな図柄の型紙をうまく活用して、それぞれとても個性的でかわいらしい「しま柄」のてぬぐいを完成させていました。[PRAY+LIFE]のお二人も感心しきりでした。

この思いの詰まった「てぬ結い」を、大切な人にプレゼントして、ふくしまのことや感謝の気持ちをつむいでいってもらえたらと思います。
この「てぬ結い」プロジェクトワークショップは、東京、新潟、福島などでも開催されています。今後の活動もどうぞご注目ください。



「てぬ結い」プロジェクト ワークショップ
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/10363/

2013年8月10日(土)子どものためのCREATIVE WORKSHOP ちびっこうべシリーズ
デザインワークショップ ちびっこカフェデザイナー カラフルエプロン

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ちびっこうべシリーズは、2012年にKIITOで開催した子どもの夢のまちをつくるプログラム「ちびっこうべ」をもとにした、子どもたちの創造力を育むためのプログラムです。
学校では学べない「+クリエイティブ」な体験の場をつくりだすことをめざし、その第2弾として、デザインワークショップを開催しました。

カフェワークショップで、1日限定でオープンするちびっこカフェではたらく子ども店員のみんな、カフェに来たお客さん、みんなの「楽しい」をつくる色とりどりなカラフルエプロンをデザインするプログラムです。

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まずはじめに、「まなぶじかん」として、講師の和田 武大さん、井上 敦典さんのお二人から、ものをつくることだけがデザインでなく、使う人のことを考えながら選ぶ、という作業もデザインであるということについて説明してもらった後、実際にエプロンを使う場所であるカフェの見学に行きました。
そして、3つのチームに分かれた後、カフェを見学することで参加者が感じた、場所の雰囲気や色、イメージなどを書きだして、どのようなエプロンにするのか、イメージづくりを行いました。

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つくるじかんでは、まずもともと4つに切り分けられたエプロンのパーツの組み合わせを考えました。
各チームがカフェを見学して感じたイメージをもとに相談しながら、エプロンの配色を考えていきました。
配色が決まった後は、それぞれのパーツに腰ヒモを通すための加工をし、エプロンを完成させました。

また、保護者の方たちにも協力していただき、ちびっこカフェ当日のスタッフ用エプロンをつくりました。

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そして、出来上がったエプロンを身に着けて、それぞれ記念撮影を行いました。
撮影した写真は、ちびっこカフェが始まるまでの宣伝ポスターや、当日の案内サインとして使用します。

最後に、カフェに移動し、参加者全員で記念撮影をとって終了です。
参加者の子どもだけでなく、保護者も一緒になって楽しめるワークショップになりました。

開催概要はこちら

2013年8月10日(土)子どものためのCREATIVE WORKSHOP ちびっこうべシリーズ
建築ワークショップ 夢のお店をつくろう!「ユメミセ。」 

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ちびっこうべシリーズは、2012年にKIITOで開催した子どもの夢のまちをつくるプログラム「ちびっこうべ」をもとにした、子どもたちの創造力を育むためのプログラムです。
学校では学べない「+クリエイティブ」な体験の場をつくりだすことをめざし、その第1弾として、建築ワークショップを開催しました。

「ユメミセ。」は、食べ物や服、本などいろいろな種類のお店について考えることを通して、イメージをふくらませ、自分だけの「夢のお店」をかたち(模型)にするプログラムです。

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まずはじめに、「まなぶじかん」として、講師のNO ARCHITECTS (西山 広志・奥平 桂子)のお二人から、世界中のいろいろな種類のお店について、紹介してもらいました。
駅のキオスクや移動販売車のお店などの小さなお店から、中に坂道のあるお店や屋根がバルーンのお店、アヒルの形のお店、絵本に出てくるお店といったお店を紹介することで、四角四面ではない、自由な発想のユメミセをつくる楽しさを伝えました。

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次に、ユメミセづくりに入る前に、ユメミセの模型の縮尺である1/10サイズで参加者の子どもたちそれぞれが自分の模型をつくりました。

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そして、ユメミセの模型づくりです。
スチレンボードや色紙、段ボールなどを使って、大きな屋根がある帽子屋さんやネコの形をした文房具屋さん、キッチンスペースや飲食スペースの屋根がかき氷のいちごの赤やブルーハワイの青などシロップの色になっているかき氷屋さん、サッカーボールの形のスポーツ用品店など思い思いのユメミセをつくっていきます。

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最後に、みんなでユメミセを並べてPRタイムです。
それぞれのお店のいいところを順番に発表していきました。

開催概要はこちら

家具デザイナーである山極さんの指導の下、1Fカフェスペースの床張り作業を、4/6(土)と4/13(土)の2日間に渡り、11名の参加者の方々と一緒に行いました。

床張り作業1日目|4/6(土)
まずは山極さんに、床材の張り方の手順や、道具の説明、塗料の種類などをレクチャーをして頂きました。


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“点字ブロックはがし隊”“フローリングカット部隊”“フローリングドリル部隊”“フローリング張り隊”という4つのグループに分かれて作業開始です!

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みなさん黙々と作業。

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段々と作業が慣れていくと、お互いに呼吸も合うようになり作業がどんどん進んでいきます。そして、床材を敷き詰めたところで1日目の作業は終了です。

床張り作業2日目|4/13(土)
2日目は、いよいよ塗装作業です。

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今回塗料は、“柿渋”を使用したのですが、塗る回数によって濃さがちがうため、どのくらいの濃さにするかを最初に参加者全員で決めました。

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参加者全員がまんべんなく散らばり、順々に塗っていきます。刷毛で塗ったら布で余分な塗料をとるという作業の繰り返しです。

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“柿渋”を塗り終わったら、その上からクリアーの仕上げ剤を塗っていきます。みんな横一列になって息を合わせてどんどん塗っていきます。

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最後に、布で余分な塗料を拭き取り完成です!
塗り終わった床はとてもきれいに仕上がり、今すぐにでも寝ころびたい程に良い味が出ています。

“柿渋”は、色がだんだんと落ち着いてきて淡くなっていくそうなので、またしばらくしてどんな風合いになるのか楽しみなところです。
みなさんも乞うご期待!

ものづくりワークショップ「木でスプーンをつくろう」レポート

第2回目となる今回は、家具デザイナーの山極さん(うたたね)を講師に迎え、自分で木材から削り出してオリジナルのスプーンをつくるワークショップを開催しました。



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写真は、山際さんに持ってきていただいたサンプルで、カレースプーンやアイススプーン、ティースプーンなどいろんな形のスプーンがあります。また、今回使用する道具についても説明頂きました。



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まずは、これからスプーンをつくっていくための木材の説明をしてもらいました。
使用する樹種は、チェリー(白い方)とウォルナット(黒い方)です。


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参加者のみなさん、どの木材を使うのか、どんな形にするのかじっくりと選ばれていました。



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大体のイメージが決まったら、スプーンづくりの始まり。
はじめは、スプーンの口の部分の中身を彫刻刀を使って掘っていきます。



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山極さんに削るコツを教わりながら、
無心になって削っていきます。
一気にたくさん掘ろうとせずに、少しずつ形を整えるように掘っていくのがポイントだそうです。



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中身が大体掘り終わったら、周りをナイフで削っていきます。



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ある程度、全体の形が彫り終わったら、後は、自分の好みの形になるように、紙やすりで形を整えます。
目の粗いものから、だんだんと細かいものへと紙やすりを変えるごとに、手触りがよくなっていきます。



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満足のいく形になったら、最後は塗装です。
市販のクルミを布に巻いて、金づちでたたいてつぶす。
すると、中からじんわりとクルミのオイルが出てきます。


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出てきたクルミオイルを削り終わったスプーンに塗ると、ツヤのあるいい感じに仕上がります。


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完成したスプーン。


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最後は、みんな自分のつくったスプーンを持って記念撮影。


「ものづくりワークショップ」とは、市民の方々が“ものづくり”を実際に体感できる場を創出し、
それぞれのテーマに込められた思いやその根源を学び、参加者がより「+クリエイティブ」な視点を持てるような内容を目的としています。
KIITOカフェで開催した今回のスプーンづくりワークショップは、自分たちの口に触れるスプーンを、実際に自分の手で削ってつくることで、「食べる」という行為を考え直す機会にもなりました。

開催概要はこちら

3月24日(日)13:30-15:30 「CASAでコースターをつくろう」
開催場所:1F カフェ
講師:HOUKO(CASA PROJECT代表)

ものづくりの技や知恵を学ぶことで、より生活の中でクリエイティブな考え方が持てるよう、市民の参加を対象としたものづくりワークショップ。今回は、幼稚園のお子さんも一緒に参加しました。
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講師のHOUKOさんが行っているCASA PROJECTは、「不要になった傘を新しく生まれ変わらせるプロジェクト」です。

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まずは、自分で好きな布を選び、どんなデザインにするか構成をねります。傘の布といっても、本当に様々な色や柄や生地の種類があって、こうやって素材として集まると、普段何気なく使っては捨てているものに、新しい価値を感じます。

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布と布はのりで仮止めをした後、継ぎ目のところや周りを縫っていきます。会場にはミシンも用意されていましたが、みなさん結構手縫いでやられている方も多く、もくもくと制作作業に没頭していました。

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ミシンを使っている参加者の方からは、「久々に使った」「学校の家庭科の授業以来だ」という声がちらほら聞こえ、裁縫という作業もなかなか普段の生活では遠ざかってしまっているのかなと感じました。
昔は、少しほつれたり着なくなった洋服も、形や用途を変え、新しいアイテムへとつくり変えていっていたことを、改めて、デザインという力でもっと気軽にチャレンジできるのではと思います。

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参加した方の中には、講師のHOUKOさんの活動「CASA PROJECT」に関わっている関西圏の一般の方もいて、みなさん一度やってみたら、どんどんと自分の中でアレンジもしながら、継続してつくっているという様子でした。今回をきっかけに、不要になったものを使って新しいものを生み出すという視点を持つことで、少し生活が豊かになるきっかけになればと思います。
生活の中には、きっとよく見たら、新しいものへと変わる素材がたくさん眠っているのかもしれませんね。

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