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LECTURE

トークシリーズ「コミュニティ×アート プラクティス」

トークシリーズ「コミュニティ×アート プラクティス」

現在日本各地で、アートが美術館やコマーシャル・ギャラリーといった「アート・ワールド」を飛び出し、私たちの生活にとってより身近に存在するようになっています。そのような中で、アーティストや作品と、社会における様々な分野との結節点を作り出し、プロジェクトの性格を方向づけ推進する役割の重要性が増しているといえるでしょう。
今回のトークシリーズでは、特定の地域やコミュニティ(共同体)に軸足を置きアート・プロジェクトを行う、20歳代から30歳代にかけてのアート・ディレクターやプロジェクト・マネージャーをゲストにお招きします。これまでの活動を紹介いただくだけでなく、今まさに直面している課題や悩んでいること、今後の展望などについてもお聞きします。
アート・プロジェクトの仕事は、様々なステークホルダーの存在や、それぞれの活動を取り巻く環境を踏まえながら、密なコミュニケーションや連絡調整を経たからこそ生み出しうる「妙」ともいえる面白さがあり、手法や観点はその人によって様々です。それぞれのゲストの仕事の「妙」に迫ります。

2015年3月4日(水)19:30~21:00
ゲスト:羽原 康恵
1999年から市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同で行っている「TAP」。その事務局機能を担う「特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス」の設立に携わり、2014年までの5年間、事務局長を務められた羽原さんをお迎えします。携わったプロジェクトや、組織体制づくりについてご紹介いただきながら、羽原さん自身の問題意識や今後の展望、組織の自律性や持続可能性についても取り上げます。
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2015年3月19日(木)19:30~21:00
ゲスト:臼井 隆志
2008年より、東京都練馬区の児童館をオルタナティブな芸術・自治・教育の場とし、0歳から18歳の多様な年齢の子どもたちの新たな放課後の文化環境の創出を目指す「アーティスト・イン・児童館」を立ち上げ、現代美術家や劇団、建築家らと小学生、中高生、乳幼児親子とのプロジェクトを生み出してきた臼井さん。東京の郊外の子どもたちと寄り添う7年間の活動をふまえ参加者のみなさんとともに「子ども×アート×社会」についての意見交換を行います。
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2015年3月26日(木)19:30~21:00
ゲスト:芦立 さやか
不動産紹介や展覧会サポートなどを通して、アーティストが活動していく環境を作り出す「HAPS(ハップス)」。京都市からの委託を受け、観光地の多い東山区を拠点に2011年より活動中。少子高齢化が進む地域の問題を解決する取り組みとしても大きな役割を担っています。事務局長の芦立さんをお迎えし、HAPS以前のご経歴も含めた、アートと社会をつなぐための多岐にわたる仕事についてお伺いします。
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日 時
2015/3/4(水)、19(木)、26(木) 19:30-21:00
講 師
ゲスト:羽原 康恵(アートコーディネーター/NPO法人取手アートプロジェクトオフィス理事)     臼井 隆志(アーティスト・イン・児童館プログラムディレクター)     芦立 さやか(東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス実行委員会[HAPS]事務局長) 聞き手:小林 瑠音(應典院アート・ディレクター/文化政策研究者)     松本 ひとみ(デザイン・クリエイティブセンター神戸)
参 加
各回500円(1ドリンク付き)
定 員
各回40名
主 催
デザイン・クリエイティブセンター神戸

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