スケジュール

未来のかけらラボvol.6 トークセッション 水俣からの新たな価値創造ー甘夏ミカンから国産ネロリが生まれるまで

レクチャー

日 時
2015/6/27(土) 17:30-19:00
場 所
カフェ  
講 師
森田 恵子(株式会社ネローラ花香房 代表)
モデレーター:芹沢 高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)
参 加
有料 500円 (1ドリンク付き)
定 員
50名
主 催
デザイン・クリエイティブセンター神戸
レポート
http://kiito.jp/news/report/2015/07/04/11225/

今回は、熊本県水俣市から、甘夏ネロリの製品化に取り組んでおられる、森田恵子さんをお招きします。

水俣の無農薬甘夏ミカンは、もともとは、水俣病のために漁ができなくなった漁師さんたちが栽培を始めたもの。その花が、森田さんの長年の努力により、世界的に貴重な芳香油「ネロリ」の抽出・商品化に利用できるようになりました。甘夏ネロリは栽培農家に副収入をもたらしたほか、水俣の環境保全と地域振興につながりました。また、森田さんは、毎年5月の初めには花摘みツアーを開催し、甘夏ミカンとその花が栽培される風景と、環境都市に生まれ変わった水俣の歴史を伝える活動にも取り組んでいます。

散るにまかせていた甘夏ミカンの花を新たな商品にする、しかもその背景には水俣の歴史があり、必然的な流れがある。森田さんのお話をうかがうことは、今後の地域で必要となる、環境共生型地域づくりへのヒントとなりそうです。
また、トークセッションの会場では、甘夏ネロリの香りもお楽しみいただけます。

「未来のかけらラボ」とは
現代社会はさまざまな意味で混迷を深めています。未来が見えにくくなっており、そのために、希望を感じにくくなっているとも言えるでしょう。このラボはセンター長・芹沢高志をモデレーターに、身近に散らばる多様な未来のかけら、つまり可能性の芽を拾い集め、草の根的に自分たちの未来を思い描こうとしていく試みです。


 

プリント

森田 恵子

株式会社ネローラ花香房
代表

長年国際協力交流事業でアフリカ支援に従事。水俣病の教訓を伝えるために、「甘夏ネロリ」を使ったスキンケア商品の開発・販売を開始。
2009年に株式会社ネローラ花香房設立。同時期に、経産省・農水省の農商工尾連携事業計画認定を受ける。
2010年にエコサート(国際有機認証機関)オーガニックコスメ認証を受ける。
身体や環境に安全なネロリ製品をつくり、それにより水俣地域の環境保全と地域振興に役立てることを目的に活動している。

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芹沢 高志

デザイン・クリエイティブセンター神戸
センター長

1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。2014年より東長寺対面のビルにプロジェクトスペースを新設。帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展「デメーテル」総合ディレクター(02年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(03年~)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合ディレクター(09年、12年、15年)などを務める。2014年、さいたまトリエンナーレ2016のディレクターに就任。

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