スケジュール

未来のかけらラボvol.5 トークセッション 森と棚田と近代化~水俣川の上流社会から~

レクチャー

日 時
2014/10/29(水) 19:30-21:00
場 所
カフェ  
講 師
沢畑 亨(愛林館 館長)
モデレーター:芹沢 高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)
参 加
有料 500円 (1ドリンク付き)
定 員
50名
主 催
デザイン・クリエイティブセンター神戸

熊本県水俣市より沢畑 亨さんをお招きします。沢畑さんは、久木野地域の村おこし施設「愛林館」の館長として、約20年のあいだ山里に根付き、環境教育や食育、村おこしの実践に取り組みつづけています。

エコロジー/エコロジカルなデザインと聞くと、やや抽象的な印象を受けるかもしれません。愛林館の取り組みや沢畑さんご自身のご活動を通してエコロジーの知見とグローバルな問題意識を持った上で、いかにローカルな場所で生き行動するか、地に足のついた活動とは何かを考えます。また、山里の再デザインという観点で、森のめぐみ・棚田のめぐみの維持保全のための制度づくりや、それらと人々の生活についてもお話いただきます。

時代はいま急速に変わりつつあり、脚光を浴びる一握りのスターを目指すのではなく、いわば町医者のように、地域住民と共に生きる専門家の重要性が増しているのではないでしょうか。水俣固有の課題を超え、ポスト経済成長時代、創造的縮小時代を考える上でも示唆に富んだ会となるはずです。

「未来のかけらラボ」とは
現代社会はさまざまな意味で混迷を深めています。未来が見えにくくなっており、そのために、希望を感じにくくなっているとも言えるでしょう。このラボはセンター長・芹沢高志をモデレーターに、身近に散らばる多様な未来のかけら、つまり可能性の芽を拾い集め、草の根的に自分たちの未来を思い描こうとしていく試みです。

 

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沢畑 亨

愛林館 館長

1961年生。熊本県菊池郡西合志町(現合志市)出身。東京大学農学系大学院林学専攻修士課程を修了。農学修士。西武百貨店、地域づくりや環境問題のコンサルタント自営を経て94年に水俣市の愛林館館長に公募で選ばれ、現在に至る。山村部の地域づくりを幅広く展開中。また、自由飲酒党総裁、水俣市環境審議会委員、熊本大学講師、火の国未来づくりネットワーク会長、総務省地域活性化伝道師なども務める。

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芹沢 高志

デザイン・クリエイティブセンター神戸
センター長

1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。2014年より東長寺対面のビルにプロジェクトスペースを新設。帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展「デメーテル」総合ディレクター(02年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(03年~)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合ディレクター(09年、12年、15年)などを務める。2014年、さいたまトリエンナーレ2016のディレクターに就任。

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