2015/8/21
イベントレポート
第5回のゼミは、前回に引き続きグループディスカッションを行いました。
中間発表に向けて、各班ともアイデアを整理していきます。
以下、各班の話し合いをまとめた内容です。
●A班
医療産業都市を自分事にするべく、健康やスポーツ、毛髪再生医療など、市民の関心を得やすいものを切り口に意見交換。IT、アニメ、ロボットなどを掛けあわせるアイデアや、自分の身体を知る人体模型や人間ドックツアーなど、具体的なアウトプットまで話を進めた。
●B班
前回に引き続き、神戸のイベントと医療産業都市を掛け合わせるアイデアを検討。「未来医XPO」に焦点をあて、内視鏡体験や最新の手術が見学できるなどの、医療を身近に感じることのできるプログラムの魅力について意見交換がされた。最終的に、このようなイベントをパッケージ化し、医療を体験できるキャラバン隊(医療産業カー)をつくり、市内の学校に出向きPRをするという案が出た。
●C班
医療産業都市を趣味と掛け合わせるという提案を軸に、医療産業都市のどの側面を切り口にするかについて話し合いを進めた。広々とした土地を利用したイベント案や、「京」の技術の新しい使い方など、さまざまなアイデアが出た。これらをまとめるため、「誰に」「何を」伝えるのかについて意見交換を行った。
●D班
医療産業都市見学会に参加したゼミ生の報告を受け、これまでのアイデアを再度検討。市民が医療産業都市を自分事にしやすい接点とは何か、話し合いを進めた。企業やアート、リボン運動など、きっかけとなるものを模索。
●E班
各施設を巡るスタンプラリーや、医療を学ぶキャンプなど、これまでに出たアイデアについて、引き続き意見交換。今回は対象の幅を広げ、医療ツーリズムにも着目し、海外の人に向けたPRについても話し合いを進めた。
グループディスカッション後には、副センター長の永田より、医療産業都市のリサーチをさらに深め、本当に伝えるべきことを何なのか、模索するようにとのアドバイスがありました。
これまでに出たアイデアの精度を上げるためにも、ゼミ生自身が医療産業都市を自分事として捉え、課題に向き合っていただけたらと思います。
次回は、中間発表前の最後のグループディスカッションになります。
+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」
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