5/25 Wed
LECTURE
平日は都会で働き、週末は田舎で暮らす。「旅行」や「別荘暮らし」とは違う、もうひとつの住まい方を実践する馬場未織さんをお迎えし、「二地域居住」という暮らし方の可能性について考えます。
馬場さんは2007年より家族5人とネコ2匹、その他その時に飼う生きものを連れて、東京と南房総を往復する暮らしを選ばれました。二つの異なる環境に生活の拠点を置き、そのどちらにも日常生活があるという暮らし方。人口の過度の偏在や環境の均一化が進む現代日本社会で、それはお金持ちの道楽などではなく、まったく新しいライフスタイルの可能性と言えるかもしれません。
どうしてそんな選択をされたのか、そして里山での子育てや里山環境の保全・活用、都市農村交流、社会問題への気付きなど、二地域で暮らすことによって育まれた見方や考え方に加え、神戸における二地域居住の可能性についてもお話しいただこうと思います。
1973年東京都生まれ。日本女子大学大学院修了後、設計事務所勤務を経てライターへ。プライベートでは2007年より「平日は東京、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という二地域居住を家族で実践。2011…(続きを表示)
P3 art and environment
https://p3.org/
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計…(続きを表示)