2017/11/15
イベントレポート
2017年8月からスタートした「ちびっこうべ学校|食|接客を学んで、1日限定のオープンカフェの店員になろう」の成果発表として、11月3日(金・祝)に大丸神戸店を会場に「ちびっこうべカフェ」を開催しました。参加したこどもたちは、大丸神戸店の教育係の方から、接客用語や振る舞いについて学び、KIITOカフェで実習も行いました。また家でも接客用語など何度も練習をしてきたこどももいます。
会場は大丸神戸店の北側の外廊で、天気も良く過ごしやすい陽気でした。参加しているこどもは16名で、前半と後半に分かれて接客を行いました。オープン前から行列ができていました。こどもたちも少し緊張気味でしたが、はじまると今までの研修や実習以上に大きな声で丁寧接客を行い、とても頼もしい様子でした。
カフェのメニューはパン2種類とドリンクのセットです。パンは、「パンじぃ」と呼ばれるシニア男性チームが作りました。2015年にKIITOで開催した「LIFE IS CREATIVE展」から生まれたチームで、イベントなどでパンを焼き提供しています。今回はカボチャをベースに、チーズとチョコレートの2種類のパンを焼きました。お客様が焼き立てを食べられるよう、朝から準備をして一生懸命焼きました。
パンじぃのロゴマークが完成し、おそろいのオリジナルエプロンもつくりました。エプロンは、同じくKIITOの事業から生まれた洋裁マダムの皆様に制作いただきました。
こども店員は、接客だけでなく、お客様が帰られた後すぐにテーブルの上を片付け、次のお客様用の準備をしたり、提供するドリンクを作ることもしました。お客様もこども店員の一生懸命なおもてなしに感激されている様子でした。満席の状態になるなど会場は終始にぎわっていました。
あっという間に終了時間となり、こども店員も疲れているのかと思いましたが、「もっと接客をしたい」とまだまだこども店員といて働きたかったようです。
終了後の振り返りでは、「メニューを運ぶ際にドリンクがこぼれないように注意した」「お客さんの喜んでもらえて良かった」「笑顔で大きな声を出せた」「大きくなったらカフェ店員になりたい」などそれぞれ思いを語ってくれました。
最後に大丸神戸店さんから修了書とバッジが手渡され、みんなの頑張りをほめていただきました。
こども店員の皆様大変お疲れ様でした!またこのような機会がつくれればと思います。
写真:坂下丈太郎
まとめ映像
映像撮影編集:神戸芸術工科大学