2013年6月28日（金）

第2回目のゼミは、「コミュニケーションとデザイン」をテーマに、サノさんが実践しているコミュニケーション手法の紹介を中心とした講座でした。
まず初めに、クライアントとコミュニケーションをとる場面での4つの重要なポイント、そしてクライアントの基本的な情報や興味を理解するための8つの項目が説明されました。

次に、コミュニケーションを授業内で体験するひとつの方法として「カタルタ」を用いたグループワークを行いました。
カタルタは接続詞や副詞が配された54枚のカードで、コミュニケーションツールとして注目されています。
今回行った方法は、「デザイナーの次のかたちは…」に続けてカードを引きます。カードの書かれている接続詞や副詞「言いかえれば」「結局」「いまのところ」「そして」「さもなければ」「正確には」「残念ながら」などに続けて話を進めます。その展開は難しかったり、おもしろかったり様々です。
各グループで盛り上がったこのゲームを行うことで、それぞれに新しい視点の発見があったり、話が広がったり、深まったりと、コミュニケーションが豊かになりました。
カタルタを通して、参加者はコミュニケーションの難しさと、ツールとしての「ことば」の大切さを体験できたと思います。

最後に、サノさんから「明日から考えながらコミュニケーション力を磨いてください。今後の仕事の質も確実に上がると思います」というメッセージが伝えられました。

来週7月5日（金）は特別講座として、ゼミ講師のサノワタルさんと、eredie2・熊野森人さんのトークセッション「企画とデザインの繋ぎ方」を開催いたします。
ゼミ受講生だけでなく、どなたでもご参加いただけます。是非ご参加ください。
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+クリエイティブゼミ vol.5「デザイナーの次のかたち」
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