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ミケーレ・デ・ルッキ

建築家ミケーレ・デ・ルッキ

https://amdlcircle.com/

イタリア北部フェラーラ生まれ。イタリアのデザイン界を代表する巨匠建築家。
デザイン・スタジオ「アルキミア」に参加し、その後一大デザインムーブメントを巻き起こした「メンフィス」のメインメンバーとして活動。建築家として、住宅、オフィスから工業用建造物、文化施設に至るまで、世界各国の重要な建築プロジェクトに携わる。またこれまでに、エルメスを始めとするヨーロッパのラグジュアリー・ブランドや有名企業の依頼を受け、家具や照明など多くのプロダクトやインテリアのコレクションをデザイン設計し、革新的なデザインを発表し続けている。

代表的な作品として、ドイツ銀行ビル、ドイツ鉄道、ENEL(エネルギー会社)、イタリア郵便局、ヘラ(エネルギー会社)、インテーザ・サンパオロ銀行、ウニクレディト銀行といったイタリア国内外の民間と政府機関のために、職業環境とコーポレート・アイデンティティを設計デザイン。その他、ミラノのトリエンナーレ美術館やローマのエスポジツィオーニ宮殿、ベルリンのノイエス・ミュージアム、ミラノのガレリア・ディタリアなど美術館や展示システムをデザイン。現在、日本(六甲山サイレンスリゾート)、中国(北京)、ジョージア(トビリシ)、イタリアといった世界各地のラグジュアリー・リゾートの建築、設計デザインに携わり、世界を舞台に大きなプロジェクトに取り組んでいる。

2000年にはこれまでの功績を認められ、当時のカルロ・アツェッリョ・チャンピ大統領から、イタリア共和国ウフィチェーレ勲章を授与された。2001年ヴェネツィアIAUV大学教授に任命され、2006年にはキングストン大学の名誉学位を授与された。2008年よりミラノ工科大学とローマの国立アカデミア・ディ・サン・ルカの教授に就任し、教鞭をとる。
2018年にはイタリアの建築専門誌「ドムス」編集長を務めた。

ミケーレ・デ・ルッキは、革新的な建築家たちをサークルにつなぐAmdl Circleのファウンダーであり、リサーチを重ねた後2018年には、新たな移住空間のコンセプト「アース・ステーションズ」を発表した。

© Giovanni Gastel

(2022年6月21日時点)


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