2013/9/1
イベントレポート
8/3(土) 第3回 レクチャー 水際からみる神戸:氾濫原・埋立地 都市の低地性
第3回レクチャーでは、松田さんがこれまでフィールドワークをされてきた低地の町や水際における居住についての紹介、近世〜近代兵庫の空間と社会に関する解説、そして次回に控えたフィールドワークのイントロダクションをしていただきました。
・近世港町の空間構成の特徴
・講師が歩いた低地・水際の町:オランダフリースラント州、仙台平野、新潟平野
・近世兵庫津の空間と社会:生簀、遊女屋、北前船の交易で活躍した有力商人のことなど
・近代兵庫の空間と社会:和田岬を貫通する運河の建設、兵庫津から神戸港への移り変わり、労働者組織のことなど
・次回フィールドワーク対象地の紹介
次回はいよいよ現地フィールドワークです。旧兵庫津エリアに残る中近世の町並みの痕跡や、兵庫の空間と社会を理解するための重要な史跡、低地の微地形に対応して形成されている町並みなどを、松田さんにナビゲートしていただきながら巡る予定です。
「神戸スタディーズ#2 地-質からみる神戸」
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