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KOAISアートプロジェクト#1|水野暁<br> 「視覚の呼吸、絵画の呼吸」ワークショップ&パフォーマンス

KOAISアートプロジェクト#1|水野暁
「視覚の呼吸、絵画の呼吸」ワークショップ&パフォーマンス

神戸雰囲気学研究所がアートの領域と協働するKOIAS ART PROJECT。2022年に始動した#1の成果として、画家・水野暁をゲストに迎えます。現場制作を基本とし、対象と数年にわたり向き合いながら描かれる水野の絵画には、時間の経過、季節の変化、身体的な運動が積層し、画家と対象が交わした呼吸が画面に息づいています。変化する身体をドローイング的手法によって描くワークショップをつうじて、「視覚の呼吸、絵画の呼吸」についての理解と体験を深めます。
ダンサーをモデルとした制作指導に続いて、水野暁、ハラサオリ、黒田健太によるパフォーマンスや参加者同士の対話を予定していますので、みなさまぜひご参加ください。

〈神戸雰囲気学研究所(KOIAS)とは?〉
近年、国内外で注目が集まる新しい学術領域としての「雰囲気学」を創出・展開するために2022年設立。哲学、文学、歴史学、芸術学、感性論、心理学、地理学、建築学、言語学など多岐にわたる分野/文化横断的な研究を進めながら、身近で新しい「雰囲気」の概念、体験、事象を探究する。 イタリア、ドイツ、スロベニア、カナダ、台湾の研究機関と連携し、国際的な活動を展開している。
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水野暁(画家)
群馬県を拠点に絵画の制作に取り組む。スペインのマドリードに三度滞在し研鑽を積み、2000年代後半以降は樹木や山などの巨大な自然物を数年がかりで描いた屋外制作の作品や、自身の母をモデルに揺れ動く身体をとらえた連作などにより、絵画という形式の限界と可能性を探究している。多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了(2001年)、上毛芸術文化賞受賞(2008年)、文化庁新進芸術家海外研修制度派遣(スペイン・マドリード、2014-15年)。高崎市美術館にて個展「水野 暁—リアリティの在りか」開催(2018年)。現在、東北芸術工科大学客員教授、武蔵野美術大学通信教育課程・女子美術大学・広島市立大学非常勤講師。

 

©︎Mana Hiraki

ハラサオリ(美術家、振付家、ダンサー)
1988年東京生まれ。「環境と身体」をテーマに、自らの身体、光、音、テキスト、ドローイングなど多様なメディアを用いた上演型作品を制作する。東京芸術大学デザイン科、ベルリン芸術大学舞踊科修了。

 

©︎Foster Mickley

黒田健太(ダンサー)
京都を拠点に主にダンス分野で活動しながらカフェ/宿泊施設で働く。ダンサーとして活動しつつ、2018年より路上で偶然出会った人と時間を共にする実践を行い、彼らからその経験を借りることで制作活動を展開している。

 

松山聖央(美学、芸術学、雰囲気学/岡山県立大学准教授)
雰囲気学のパイオニアであるヘルマン・シュミッツやゲルノート・ベーメ、美学−倫理学の横断的な議論を展開するマルティン・ゼールなどの思想研究、およびアートプロジェクトや展覧会企画を手がける。北海道立近代美術館学芸員(2011-20年)、武庫川女子大学生活美学研究所助手(2020-24年)を経て、2024年4月より現職。

 

岡元ひかる(ダンス研究/兵庫県立芸術文化観光専門職大学助教)
踊りの稽古や振付手法の研究を行う。ダンサーとしての経験を生かし、稽古現場で自ら身体を動かすフィールドワークを研究手法に取り入れている。これまで主にイスラエル発祥のGAGAや土方巽の暗黒舞踏の実践に着目してきた。追手門学院学非常勤講師(2020-22年)、武庫川女子大学生活美学研究所助手(202-23年)を経て、2023年10月より現職。

日 時
7月12日(金)14:00〜17:00
場 所
ギャラリーC
参 加
参加無料、要事前申込
対 象
中学生以上
申込み
https://forms.gle/JszU7Namz9oCP2PV9
持ち物
汚れてもよい服装、作品持ち帰り用のカバンや袋、座布団(必要な方)
定 員
20名
問合せ
k0121712@gsuite.kobe-u.ac.jp
主 催
神戸雰囲気学研究所(KOAIS)
共 催
岡山県立大学、武庫川女子大学附属総合ミュージアム
協 力
Artist in Residence KOBE(AiRK)、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
助 成
島津製作所、科研費23H00574

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