2024/11/1
イベントレポート
9/28(土)、KIITOホールでちびっこうべ2024デザイナーチームワークショップ④を開催しました。前回に引き続きユメミセの看板及びお店のアイテムを制作しました。まちオープンまでのデザイナーチームの最後のワークショップです。お店にとって必要な制作物について話し合い、真剣に制作に取り組んでいました。
まちオープンの日に来る来場者が快適に料理を楽しむように整理券を設置したり、トッピングの追加ができるなど、メニューのバリエーションを増やしたり、各班の運営についても考える班がありました。アマトリチャーナ(トマトとベーコンのパスタ)を提供するお店では、お客さんにイタリアを想起させるような飾り絵を描いていました。カフェオレを販売するお店は、店内に吊るすコーヒーカップ型のモビールを制作していました。各班で自分たちのさまざまな工夫を凝らしていました。
はじめに
アイデアや考えを人と共有することでできる形や実現可能な方法に辿りつくことができます。プロのデザイナーにとって大切なコミュニケーション能力は、参加者たちがワークショップを通じて鍛えているように感じます。最後のデザイナーチームワークショップも、参加者が自分のアイデアをクリエイターや他の参加者と共有する時間を大切にしながら、制作を進めていきました。
看板・装飾制作
班の内での話し合いが終わり、参加者はそれぞれの作業に集中している姿が目に入ります。手描きを重視して大きな看板に丁寧に色塗りする班もあれば、メタルカラーの色紙を使って看板に光沢のある仕上がりをする班もありました。制作過程を通して、各班が看板づくりに込めたこだわりや工夫が伝わってきます。そして、看板だけでなく、お店で使うアイテムの制作も順調に進んでいました。ミシンが得意な子はお店で使うエプロンを自作し、お絵描きが得意な子はお店の宣伝ポスターを描いています。普段の興味や関心をユメミセワークショップでしっかりと発揮できているようです。
看板完成
みなさんよく頑張りました!看板は無事に完成し、お店で使うアイテムもたくさん展開できました。アイコンとなるキャラクターや、宣伝に使うメニューパネルなど、心を込めて制作したさまざまな要素が盛り込まれています。
おわりに
次回の全体ワークショップでは、みんなが作った看板やアイテムを、建築家チームが進めているお店の外観やインテリアに設置します。また、まちオープンの予行練習も行います。開店・閉店作業、商品の販売、売り上げの計算など、お店の運営に関わるあらゆるプロセスのリハーサルです。デザイナーチームのみなさん、まちオープン本番に向けて、一緒に頑張っていきましょう!
ちびっこう2024べユメミセワークショップについて:https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/68976/
撮影クレジット:佐伯慎亮