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2025/1/10

イベントレポート

ちびっこうべ2024 ユメミセワークショップ シェフチーム8班ワークショップ レポート

ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。8班はベトナム料理人で、ベトナム料理のお店「コムコカ」元店主の古賀智晶シェフより、チェーの作り方を学びます。

8/9金:1日目
「チェー」と言われるとどんな料理をイメージするでしょうか?シェフ曰く、ベトナム料理で、ぜんざいのような料理とのこと。温かいものもあれば冷たいものもあり、甘いものもあれば、甘くないものもあり…200種類以上の味があるそうです。(!)今回みんなで作るのは、そんなチェーの特徴を使った、ちびっこうべのオリジナルのチェー!KIITOのキッチンでシェフから作り方を学びます。チェーのベースはココナッツミルクソース。普段はその中に、白玉や緑豆あん、小豆、フルーツなどを入れます。今回はオリジナルのチェーを作るにあたって、中に入れる具材をみんなで考えます。何が入っていたら美味しいでしょうか?たくさん案を出していきます。

みんなが出した案の中で、多数決を取ります。
この日に決定したのは
・みかん
・梨
・チェリー
・栗
高級食材たくさん!

入れる食材が決まったら、今日はシェフが準備した具材を使って実際にチェーを作ります。まずは白玉粉から白玉づくり。みんなとっても意欲的で、前のめりでシェフの話を聞き、作業に取り掛かります。その後は、緑豆を茹でて、緑豆あんをつくります。みんなで丸めた白玉を茹でている間に、中に入れるフルーツをカットします。シェフから教わりながらも包丁を使うのが怖かった様子。ゆっくり、丁寧に切っていきます。事前に準備していた小豆と、準備した緑豆あん、切ったフルーツ、白玉をいれ、ココナッツミルクソースをかければできあがり!食べたことがない味ながら、みんなしっかり完食していました。緑豆あん、小豆は不人気。「最近の子どもは小豆を食べなれていない」とシェフ。チェーを通して、食べたことない味に触れる良い機会ですね!

(1日目撮影:山本みなみ)

8/23金:2日目
2日目は、前回決めた具材を使って、本番に提供するチェーを作ってみます。早速、ココナッツミルクソースと白玉づくりに取り掛かります。白玉は、緑色の着色料で色を付け、前回よりも食べやすくするためサイズを少し小さくして作ります。色が変わった白玉にみんな興味津々。すごい色!と言いながらみんなでワイワイ白玉を丸めます。丸めた白玉を茹でている間に、シェフから味覚のお話です。普段、人の舌で五味(塩味・甘味・酸味・苦味・旨味)を感じています。今回作るチェーに入っている食材は、それぞれどんな味がするものでしょうか?また、食事をするときは味覚だけでなく、視覚や聴覚も使っているよね、とシェフ。今回作るチェーは色々な具材が入っているから、五感で楽しめるチェーになるよう、みんなで盛り付け案を考えます。どんな順番でいれたら、五感で楽しめるでしょうか?案ができたら、キッチンに戻り、自分の描いたイラスト通りにチェーを盛り付けていきます。イラスト通りにできたかな?

できたチェーは実際に試食。自分たちで考えた具材と盛り付け、美味しい!と好評です。ただ、食べてみると「チェリーや栗はもう少し減らしたほうがよい」や、「チェリーを減らす分、同じ赤色でいちごを足す」など、気が付くこともたくさんありました。「食べ歩きになるけど、チェリーの種、どうやって捨てればいいかな」と食べる人のことを考えた意見や、「青色がないから、デザイナーチームにお願いして青のシールを貼ってほしい!」など、視覚を考えた意見も〇みんなで一生懸命考えて作ったチェー、本番で提供するのが楽しみですね!

(2日目撮影:KIITOスタッフ)

ちびっこうべ2024ユメミセワークショップについて:https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/68976/