2016年8月1日(月)
ちびっこうべシェフワークショップを開催しました。新神戸にある「トースター」のchaさんと「パンデュース」の米山雅彦シェフにご指導いただきました。このチームのメニューはコッペパンサンドです。いろいろな具材を挟んだものを本番では提供します。今日はそのパンの部分について学びました。
パンはほとんどの場合塩が入っているのですが、今日は塩を入れていないパンも作って比べてみます。材料説明を聞いてから、ボウルに材料を順番に入れて混ぜていきます。混ざったら、テーブルに生地を出し、力いっぱいにこねていきます。手のひらの付け根を使って、テーブルにこすりつけるように行います。力作業で大変ですが、だんだんと生地が変化してきました。生地がまとまって来たら、テーブルにたたきつけていきます。パン!パン!パン!大きな音が厨房に響きます。
発酵がお終わったら、成型します。1個分の量に分け、手のひらに生地を置き、もう一方の手で生地を包むようにしながら丸めていきます。シェフは手をくるくる動かすだけできれいな球体になりますが、こどもたちはちょっと難しいようでした。しかし何個も丸めていくことで、コツをつかみだんだんときれいな球になりました。塩入りと塩なしが分かるように、ハサミ異なる切り込みを入れて、オーブンで焼いていきます。焼きあがったら、みんなで2種類のパンの食べ比べしました。塩のあるなしでパンの味が変わることにみんな驚いていました。やはり塩入りの方がおいしく感じるようです。少しの塩があるだけで、大きな変化が起こることも学びました。
次回はコッペパンサンドの中にはさむ具材づくりを学びます。ただ具材をはさむだけでなく、おいしく見えるように色合いなどのバランスも考えながら進めます。
Photo:坂下丈太郎
当日の様子映像
制作:神戸芸術工科大学
撮影・編集:三好天都、岩崎和樹
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