シェフチーム2班 コムコカ1回目ワークショップ レポート
2016年8月2日(火)
シェフチーム2班
「ベトナムごはん コムコカ」お店でのワークショップ1回目を開催しました。
今回料理を教えてくれるのは、コムコカの古賀智晶さん。このチームでつくるのは「鶏肉のフォー」。フォーは、ベトナム料理に使われる、お米でつくられた麺です。
シェフが最初に、スパイスや食材について説明してくださいました。スープには、ブラックカルダモン、シナモン、八角、フェンネル、コリアンダーの種をスパイスに使います。鶏肉のスープを取るのに、なんと5時間も煮込むのだそうです。
まずは、トッピングに使うレモンを切る練習をします。「お店で出す時にかっこよく見えるように切ってね」と古賀さん。調理に慣れていない子もいて、おそるおそる包丁を入れます。ちょっと危なっかしいですが、古賀さんやお店の方が丁寧に教えてくれます。
タマネギ、生姜を焼き、鶏肉を茹でるスープづくりの一連の工程を見せてもらってから、次は鶏肉を切ってみます。続いて玉ネギのスライスにも挑戦。食材を切る時は、トン、トン、トンと同じリズムで刻むのがコツ。
フォーを茹で、盛り付けをします。青ネギ、もやし、玉ネギ、鶏肉、胡椒をのせて、スープをかけたら完成。そのほか、パクチーやレモン、ナンプラー、チリソースなどはお好みで。好きなものを入れて、好きな味にして食べるのがベトナム流。
「いただきます」に当たる言葉はベトナムにはなく、目上の人から食べ始めるのだそうです。また、ベトナムでは日本と違い、麺をズルズルと音を立てて食べるのはNG。
古賀さんは、ベトナムの歴史や文化についてもたくさん教えてくださいました。
フォーを初めて食べる子も多かったのですが、みんな気に入ったようです。子どもたちには普段なじみのない、ベトナムと日本の文化の違いについても学ぶ回になりました。
Photo:坂下丈太郎
当日の様子映像
制作:神戸芸術工科大学
撮影:三好天都 編集:岩崎和樹
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ベトナムごはん コムコカ 古賀さんについては
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