2016年8月5日(金)
ちびっこシェフワークショップを開催しました。今日ご指導いただいたのは、手作りジャムの有名な「パティスリーアキト」の田中哲人シェフです。このチームのメニューは、ジャムとパンケーキです。お店の厨房でパンケーキの焼き方を学び、パンケーキに合うジャムを選びました。
はじめに田中シェフがパンケーキを作るところを見せてもらいます。パンケーキの生地には、牛乳、卵、グラニュ糖、ハチミツ、バター、薄力粉、ベーキングパウダー、バニラエッセンス、そしてリコッタチーズが入っています。リコッタチーズはなかなか一般では購入が難しいので、家で練習する場合はなくても大丈夫とのこと。熱したフライパンに生地を流し、生地にプクプク泡が出てきたら、へらを使って生地の裏を確認します。茶色く色がついていたら、ひっくり返します。田中シェフの動きを見ているととても簡単に見えますが、同じようにきれいに焼き目がつけるのは、とても難しかったようです。田中シェフからは何度も繰り返せば上手になるとアドバイスをいただきました。
次にジャムを考えます。1つ目はミルクジャムと決まっています。もう一つは何が良いか、20種類のジャムを試食しながら、こどもたちで好きなものやお客さんが喜んでくれそうなものを選びました。たくさんあるのでみんなとても悩みました。チョコレート、紅茶、マンゴー、イチゴ…、メンバーの中で一番意見が多かったレモンジャムに決定しました。甘い生地に、レモンの酸味の組み合わせがおいしかったようです。
パンケーキ作りにジャム選びにみんな頑張ったので、最後にソフトクリームのご褒美がありました。緊張して作業していたようですが、ソフトクリームを食べてみんなにっこり。家でも練習できるように、田中シェフがレシピを用意してくださいました。次回は、焼き方の練習、販売のサイズ検証やジャムのデコレーションなども考えていきます。
Photo:坂下丈太郎
当日の様子映像
映像制作:神戸芸術工科大学
撮影・編集:西香渚子