シェフチーム4班 サ・マーシュ1回目ワークショップ レポート

2016年8月28日(日) ちびっこうべシェフワークショップを開催しました。本日指導していただくのは、北野の「サ・マーシュ」の西川功晃シェフです。このチームは、パンにホワイトシチューなどをかけた調理パンとあんこやゼリーなどをかけたデザートパンです。
お店は、ウナギの寝床のようになっており入口の門をくぐり、道を抜けるとあります。棚にはたくさんのパンが並んでしました。早速、エプロンに着替えて厨房に入ります。厨房は真ん中に大きなテーブルがあり、そこでパンを作っています。メニューのパンはブリオッシュというバターや砂糖が多く入ったパンです。事前に生地を準備していただいたので、成型から学びます。生地を置き、外側の生地を中央に集め、次に掌でたたきながらガスを抜きます。再度、外側の生地を中央に集めます。生地は軟らかくなかなか思うようにいきませんが、なんとか成型することができました。
発酵待ちの間に、すでに焼きあがったパンを使って、調理パンとデザートパンを作りした。直径10㎝程のパンを十字に4等分し、お皿に並べます。その上に西川シェフが準備してくれた、具材をのせていきます。本番に向けみんなで味を決められるように、ホワイトシチュー、クッキー、ジャムなどたくさんの具材を準備してくれました。自分がおいしいと思うものをのせてメニューを考えます。ホワイトシチューにチーズをのせ、パセリで色合いを整えました。あんこにボイセンベリー、アーモンドやクッキーを砕いたもの、最後に上から粉砂糖をかけます。見た目もおいしいメニューになりました。それでは試食です。ただ食べるのではなく、いろいろなことを想像しながら食べます。どんな味か?どんな食感か?どんな時に食べたくなるか?・・・。西川シェフはいつもそのようなことを考えながらパンを作っているとのことです。
最後に先ほど発酵させていたパンに卵を塗り、はさみで切り込みを入れて、10分ほど焼きます。自分でつくったパンは家に帰って、次回のワークショップに向けて自分なりのおいしいトッピングを考えてきます。 Photo:辻本しんこ
当日の様子の映像
制作:神戸芸術工科大学 撮影:岩崎和樹 編集:成清櫻 ちびっこうべ2016 開催概要はこちら ユメミセワークショップ概要はこちら