ちびっこうべ11班のシェフワークショップ2回目を開催しました。このチームの講師は花隈駅近くにある「パティスリー アキト」という洋菓子のお店の田中哲人さんです。メニューは「ヴェリーヌ」(2種類)です。 ヴェリーヌに使用するチョコレートクリームの作り方を学びました。ベースとなるのはカスタードクリームです。フランス語ではクリームアングレーズと言います。材料は、牛乳、生クリーム、卵黄、グラニュー糖だけです。たった4つだけの材料にこどもたちも驚きでした。材料をしっかり混ぜて、火にかけると液体からクリーム状に変わっていきます。そこに少し温めたチョコレートと合わせ、泡立てた生クリームを加え混ぜると完成です。あっという間にできてしまいました。コツは温度とゆっくり混ぜることです。油と水を混ぜることを乳化と言います。ゆっくり混ぜていくとだんだんクリームにツヤが出てきます。お菓子屋さんはほとんど乳化の作業とのことです。 できたてのチョコレートクリームを早速試食しました。なかなか食べることのできない貴重な機会です。少し温かいクリームでとても美味しかったようです。このクリームをベースにメニューであるヴェリーヌ(2種類)のピスタチオクリームやホワイトチョコレートクリーム、トロピカルフルーツクリームができます。 次は、本番に向けたオペレーションの確認をしました。カップにクッキー、クリーム2種類、ソースをかけます。クリームは大きな絞り袋に入っているので、メンバーでカップを押さえたり、絞り袋を支えたりと、他のメンバーがサポートしながら作っていきます。前回よりもクリームをきれいに絞ることができました。トッピングのソースの量も良いバランスです。 本番ではたくさんのお客さんが来るので、焦らず、丁寧につくることが大切です。田中さんに教えてもらったことをしっかり思い出しながら頑張りましょう。