ちびっこうべ7班のシェフワークショップ2回目を開催しました。このチームの講師は県庁前にある「レストラン パトゥ」というフレンチのお店の山口義照さんです。メニューは「アイスクリームのクレープ包み」です。 全体ワークショップで店名が「エッフェルクレープ」に決まりました。店名に合わせてクレープも三角形にし、エッフェル塔のシルエットを表現しようとなりました。早速生地を焼く練習から始めました。 しっかり温めたフライパンに少しバターを落とし、フライパンを回しながらなじませます。次に山口さんが準備してくれた生地をレードルですくい、フライパンに広げます。ここで重要なのは、フライパンを片手で回しながらしっかり生地を広げることです。隙間ができるとそこから中のアイスクリームが出てしまうので、穴ができてしまったら、生地を少しだけ足しながら整えます。 生地の回りが茶色く焼けてきたら、周囲をへらで剥がし、お皿にひっくり返したら生地の完成です。焼き目もきれいにできました。へらで剥がす際に時間がかかってしまうと生地がパリパリになって割れてしまうので、素早くやることが重要です。早速できた生地の中央のやや上部にアイスをおき、バナナやジャムを重ねて、横から三角形に畳んでいきます。なかなか難しい作業ですか、何とかできました。 最後にエッフェル塔の型を生地の上に置き、ココアパウダーをふるいでかけ、ゆっくり型を取ります。そうするとエッフェル塔のシルエットが浮かび上がります。こどもたちから歓声が上がりました。本番では手際よく作っていかなければならないので、特に生地を焼くところはしっかり家で練習するよう山口さんから指示がありました。特訓の成果を本番のお店で発揮できるよう引き続き頑張りましょう! Photo:坂下丈太郎