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2012/12/10

イベントレポート

+クリエイティブゼミ医療福祉編レポートNo.5

第5回永田ゼミ医療福祉編レポート|2012年12月3日(月)|中間発表|

第5回目となるゼミは、中間発表会が開催されました。患児である子どもたちが施設内でより充実した生活を送る仕組みづくりやメディアを使った募金活動の試みなどさまざまな提案が発表されました。ゲストにはNPO法人チャイルド・ケモ・ハウスの方も3名お越しいただき、講評していただきました。

最終プレゼンテーションは2013年1月15日(火)に変更となりました。

Aチーム
チャイルドケモハウスにサークルをつくろう!という方向で話し合いが進んでいます。サークルを通して、病院内で生活するこどもたちに人の役に立つことの嬉しさや充実感を感じてもらい、社会の中に生きているという実感を持ってもらおうという思いがあります。また、このサークルに地域の人たちが顧問や先生として関わっていくことで、内部から外部へと活動が広がっていくような仕組みを作れないかと考えいます。講評を受け、サークルの運営、人材の集め方、自分たちの関わり方など、まだまだ課題があります。後半も頑張っていきたいと思います。

Bチーム
ことばを伝え、共感・賛同を得ることで認知度の向上をはかることをねらいに話し合いました。神戸で行われるチャリティーイベントなどでの募金箱設置を検討しています。またカードのデザインや配布方法、映像の内容等、具体的な話も進みはじめました。次週はそれぞれが実際に作成したカードを持ち寄り、検証する予定です。

Cチーム
チャイルドケモハウスを継続的に支えていけるような、ボランティアとハウスをつなぐ中心となる組織(コーディネーター)としくみを検討しています。コーディネーターは、ハウスの要望に応じて、あらかじめ登録されているボランティアのスキル(広報、ヒアリング、家事、子供が好き)や物的支援をマッチングし、ボランティアチームを作ってサポートします。他にも外部団体とコラボしながら(くっつき虫作戦)施設内外での企画や広報活動を提案しました。発表後の話し合いでは、信頼を得るために、大きな組織ではなく、まずはもっと小さな規模でサポートをしていく方向に話が進みました。

Dチーム
私たちは「チャイルド・ケモ・ハウス」の存在を、多くの方に知ってもらう事が重要であると考え「ブランディング」に着目しました。それが後々「資金調達」へとつながり支援する事ができるのではないかという事でまとまりました。チャイケモと連携し、土台(KIITOのHP)を活用しながら、クラウドファンディング・マスメディア・WEBメディア等で情報発信していく事が理想的であるが、一貫性をもった「ブランディング」の確立が大切であると思っています。

Eチーム
「子供たちが自分たちでつくる夢の病院」をコンセプトにワークショップや職業体験を通じて、夢の病院を一緒に作っていくことを提案しました。デザイナーやシェフ、インテリアコーディネーターなどたくさんの職業が考えられる中、最大19床という規模と、入院期間の長い短いという事が課題であるとアドバイス頂きました。この規模だからこそできるチャイケモらしい提案が必要と感じました。コンセプトは変わらず規模と期間に着目して、検討を重ねたいと思います。

参考ウェブサイト|
「夢の病院プロジェクト」
「NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス」

第1回レクチャーデータ|田村亜紀子氏(NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス)
「がんになっても笑顔で育つ!」